売り込まなくても売れる「前にやるべき準備」
ほとんどの方が、売上を上げようとした際に売り方を変えようとします。
それは半分正解で半分間違いだとボクは思っています。
もちろん、売り方を変えることはてとても重要なことです。
ただ、売り方を変える前に「やるべき準備」をしておくことでさらに効果を発揮します。
これをしておかないと、売り方だけ変えたとしとも一時は売り上げが上がるかもしれませんが、継続的に売れ続けることにはなりません。
では、どうすればいいのでしょうか?
売り方を変える前に「マイナス要素を減らす」ステップを取り入れることです。
雰囲気を変える
↓
見え方が変わる
↓
売れ方が変わる
↓
売り方が変わる(結果として売り込まなくても売れるようになる)
このステップは、誰にでも取り入れることのできる内容ですが、ほとんどの人(企業)は取り入れていません。
そもそも、言語化するのが難しい領域だからというのもありますが、、、
ぜひ、あなたは取り入れてみてください。
そもそも雰囲気って何?
ウィキペディアによると、ある特定の場所や人物を取り巻いている気分的なものを指す語・概念である。曖昧で言語化しにくい概念
そうなんですよね
「雰囲気」って言語化しづらいんです。
なので、勝手に言語化してみました。
Moritakaの定義はこんな感じです。
景色やその場にいる人たちが作り上げている空気感のことであり、感情・情緒や意志と関係する複雑な多感覚情報
ん〜まだイメージできませんよね。
あなたとあなた以外の間にできる質感や魅力の度合いを計測するセンサーみたいなイメージです。
一言でいうと「感情空間」です。
計測するセンサーといっても温度計のように明確に数値がでるわけではありません。
ですが、感情空間で良し悪しを判断されることになります。
であるならば、なるべく敵を作らない方が良いし、ファンや共感してくれる人を増やした方が人生イージーにいくと思います。
雰囲気には大きく分けて2種類あります
ここではあえてわかりやすくするために善悪と捉えることにします。
《人当たりが良い》
《人当たりが悪い》
人当たりが良いって言うのは、同じ空間を過ごしている人が持つ、心地よく柔らかい雰囲気のこと。
主にこんな人が該当します。
・周囲に親しみを感じさせる
・話しやすく、緊張感を与えない
・丁寧な対応、心の垣根を感じさせない
一方、人当たりが悪いというのは、周囲からとにかくネガティブなイメージを持たれています。
それらは、振る舞いや見せ方に原因があったりします。
主にこんな人が該当します。
・威圧的で独善的な物言いやたたずまい
・感情の起伏が激しい人
・周りからは怖い・扱いづらいという印象を持たれている
ここで疑問になってくるのが、本当に人当たりが良いっていうのは得なの?
まぁ結論から言うと好かれやすいですよね。
職場や人間関係において人間性に好感を持たれる場合が多いですよね。
悪印象や悪感情を抱かれることは極めて少ないはずです。
常に好印象で多くの人に好かれやすいという点が長所です。
例えば、
▶︎頼り甲斐がある・・・安心感、安定感があるので人が近寄ってくる
▶︎話かけやすい・・・仕事やプライベートでの相談事をされることがある
▶︎良好な人間関係・・・仕事もスムーズに進む。自分にとっても周囲にとっても良い効果をもたらしてくれる
人当たりが良い人が持ち合わせている特徴もここではお伝えしますね。
▶︎聞き上手で盛り上げ上手
▶︎距離を保つのが上手
▶︎表情が優しげ
では、ひとつひとつ解説していきますよー
「聞き上手で盛り上げ上手」
人当たりが良い人は、聞き上手でもあります。
人は、自分のことを話したがります。
主張することでストレスを解消したり、自己承認欲求を満たしたりできるからです。
語りたい人同士が言葉を発し合うと、ぶつかってしまいます。
最後まで話を聞かなかったり、求められていないのにアドバイスをして嫌な思いをさせてしまこともあります。
上手く聞く側に回れる人は、人当たりが良いという印象を与え信頼を生むことができるのです。
人当たりが良い人は、ランチや会食など複数の人が集まる場でも活躍します。
誰とでも気さくに言葉を交わし、場を盛り上げることが上手で、みんなの気分を良くします。
にぎやかで楽しい雰囲気を作るためには、コミュニケーション能力に長け、話題をつなぐ幅広い知識も必要。
人当たりのよさが情報を引き寄せ、円滑に人間関係を回す術につながっているとみることもできます。
「距離を保つのが上手い」
1人でいたいのに話し掛けられてしまう、話したくない話題を出されてしまうなど、相手との心の距離感を無視する人とは接点を持ちたくなくなってしまいます。
人当たりが良い人は「そっとしておいて欲しい」、反対に「寂しいので一緒にいて欲しい」など、そのときの感情にそっと寄り添って、他人との距離感を測れる人でもあります。
誰でもデリケートな部分があり、ナーバスなときもあります。
そんなときこそ、自分への接し方には敏感になるものです。
人当たりが良い人は、付かず離れず心地よい距離感を保つことが上手です。
「表情が優しげ」
周囲の人に与える印象にとって、とても重要なものが表情です。
人当たりがいい人は、いつでも穏やかな笑顔を浮かべ、表情が優しげな人が多いもの。
いつも不機嫌そうな顔つきだったり、仏頂面だったりする人は、周りの人に話し掛けにくいと感じさせてしまいます。
自分の周りから人を遠ざけてしまうこともあるので気をつけましょうね。
人との接点を良好に維持するためには、自ら人とのつながりを遮断してしまう原因を作るべきではありません。
柔らかな微笑みを絶やさないでいることが人当たりのよい人と言えます。
ここからは、人当たりを良くするために意識することで有効なことをお伝えしていきますよー
1、共感を意識する
2、ゆとりを持つことを意識する
3、まずは笑顔を大切に
1.『共感を意識する』
他人との共感の心を育むことも、人当たりのよさを生むには有効なポイントです。
人の痛みやつらさを理解し、喜びを共にする、それができれば相手は心の壁を感じなくなります。
もちろん、他人の心の痛みを完全に理解することはできません。
必要なのは、理解しようとする姿勢です。
共感し、寄り添おうとする心構えを持つ人に、人は心を寄せてくるはずです。
2.『ゆとりを持つことを意識する』
人は皆、どこかしら自己中心的な考えを持っています。
自分を最優先に考え、他人をないがしろにしてしまうこともあるでしょう。
仕方のないことではありますが、一度その考え方を見直すことをおすすめします。
自分より他人を優先しようとする考え方を実践するトレーニングとして、まずは家族や恋人など、大切な人に対する行動から始めてみては。
人に優しくすることは難しいものですが、そのために必要なことは心にゆとりを持つことです。
ゆとりは心の豊かさにつながり、それは優しさに通じます。
気持ちにゆとりを持つことで、ソフトな人当たりが生まれてくるものです。
3.『まずは笑顔を大切に』
人当たりのよさを生むには、まずは笑顔を大切にすることです。
よくボクは「笑顔は誰にでもできるお洒落」と言ったりします。
ボクら人類に与えられた有効な表情の1つです。
表情は、周囲に自分のイメージを与えるとき、極めて大切な要素。
人当たりがいい人は、常に笑顔だと考えられます。
しかし、これは簡単なことではありません。
緊張感のあるひきつったような笑顔では、相手の気持ちはほぐれませんよね。
穏やかで優しい笑顔を作るには、自分自身に余裕を持ち、自然体でいることが大切。
虚勢や見栄などを捨て、素直な振る舞いを心掛けるようにしてみてくださいね。
あなたは自分の「雰囲気」について考えたことがあるでしょうか?
ビジネスをする上で、「集客、セールス、マーケティング、売上、利益・・・」
これらは会社の生命線だと思うんです。
マネジメントとか、経営とか、それができてればいくらでもやればいいと思います。
ただ、現在、上手く集客ができていない方は、まずは、スピーディーにマイナス要素を排除した雰囲気を作ってしまうことです。
それから集客やマーケティングをすることでより効果は発揮されます。