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ル・コルビュジエの建築作品‐近代建築運動への顕著な貢献(世界遺産検定2級・3級・4級)
本日は7か国にまたがる世界遺産、ル・コルビュジエの建築作品のポイントをご紹介します。
・構成資産のある国:
日本、フランス、スイス、ドイツ、ベルギー、アルゼンチン、インド
ル・コルビュジエはスイス生まれの近代建築家の巨匠であり、17件の建築作品が世界遺産に登録されています。構成資産がある主な国はフランスですが、日本でも1件、東京都上野にある西洋美術館本館が登録されています。
上記のように国をまたぐ世界遺産のことを、トランスバウンダリー・サイトと呼びます。
西洋美術館は「無限成長美術館」をコンセプトとしており、作品の増加に合わせて建物を拡張できるように設計されていることが特徴です。日本の実業家であった松方幸次郎の収集した美術品が収容されており、松方コレクションと呼ばれています。
ル・コルビュジエは「近代建築の五原則」を発案したことでも有名であり、そのうちのひとつであるピロティは、2階以上の建物の地上部分が柱だけで構成される建築形式のことをいいます。ピロティを使用した代表作のひとつとしては、フランスにあるサヴォア邸などがあげられます。
構成資産には住宅、美術館などの様々なタイプの建築物が含まれますが、それぞれの建築物の目的に沿った配慮や、各地の気候などの課題を考慮した建築方法もまた、世界中で高い評価を得ています。
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