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デル・モンテ城(世界遺産検定2級・3級)
本日は、イタリアの不思議な世界遺産、デル・モンテ城をご紹介します。
デル・モンテ城はイタリアのプーリア州にある世界遺産であり、ブーツの形の地形のかかとの部分に位置します。
このお城の特徴は、なんといっても、「8」の数字にこだわっているところ。お城の外観、棟、中庭などは八角形、装飾の数など、至る所に8という数字が使用されています。
お城の建設者は、フリードリヒ2世。13世紀の神聖ローマ皇帝であり、数学、天文学、語学、歴史、スポーツなど幅広い分野に長けており、天才と呼ぶにふさわしい人物です。
(※18世紀にもプロイセン王のフリードリヒ2世が登場しますが、そちらとは別人です。)
フリードリヒ2世のの数学の知識がふんだんに活かされたデル・モンテ城、数字の8が使用された根拠については謎に包まれていますが、8はキリスト教で復活を意味することから、一説としてキリストにまつわる何かが隠されているのではないかといわれることもあります。
イタリアの天才が生み出した傑作の城、ぜひ押さえておきましょう。
本日もお疲れ様でした。