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ホテルのフロントは、子どもたちの”あそび場”になれる。

こんにちは!SEKAI HOTELスタッフの林です。

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今回は、SEKAI HOTELがホテルをやりながらもなぜ『icoima』という地域の子ども向けのイベントを行っているか、改めてまとめてみました。

icoimaとは

icoimaとはSEKAI HOTELが取り組んでいる「Social Good 200」という活動の1つです。皆さまから頂いたご宿泊代金のうち1泊あたり200円を積み立てていて、それらを原資に地域の子どもたち向けに無料でイベントを行っています。

例えば、7月にはタイのお祭りであるピーター・コーン祭り、10月には、仮装した子どもたちが習った英語を使い商店街を歩くハロウィンイベントなど、学校や家庭では触れる機会の少ない”海外の異文化に触れることのできるイベント”として月一回開催しています。
※状況により、開催を見合わせ、もしくは開催頻度を減らしています。

icoimaを通して子どもたちが知らなかったセカイや文化に触れたり、はじめて会う子とお友達になったり、自分のまちを少し好きになったり、また、家庭と学校以外にも居心地のいい、気軽に遊びに来られる居場所をつくることを目的としています。

イベントの様子はこちらからご覧ください。https://www.youtube.com/watch?v=02tOsQS4x4Y

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icoimaを実施する理由

人それぞれ、育った環境や関わる人たちでその人のもつ"あたりまえ"という「価値観」が異なります。

しかし、"あたりまえ"が時に誰かを傷つけたり、コミュニティの輪からはみ出してしまったりすることもあると考えています。

icoimaでは、年齢や性別、育つ環境や障がいの有無など関係なく、色んな人たちが抵抗感なく同じ空間にいることで、思いやりが自然と生まれ、多様性を大切にしてほしい。

それがきっと誰かにとっての"居心地の良いと思える居場所"となり、分け隔てのない "No Borderなセカイ"になるのではないか。

そんな想いからSEKAI HOTELでは子どもたちのつながりが増える『icoima』を実施しています。

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SEKAI HOTELが考えるicoimaの可能性

① 「知りたい」を増やす
SEKAI HOTELには、6年間のオーストラリア留学、アフリカや東南アジアでのボランティア活動、バックパッカーとして世界一周、など多様な海外経験を持つスタッフが居ます。

様々なスタッフが海外の文化や言語はもちろん、自身の経験から学んだことをイベントを通して教え、また一緒なって考えていくことで子どもたちから”もっと知りたい!”という好奇心を育てていきます。

② 自主性や協調性をはぐくむ

icoimaではただ「学ぶ」だけではなく、子どもたちの自主性や協調性をのばす様々な工夫を凝らしています。

たとえば、各イベントごとにリーダーやあいさつ係などの役割をつくったり、自ら考え発表ができる場、友達の意見を大切する場を多く用いたり、年齢関係なく知っている子が教えてあげる仕組みをつくるなど。対等に関わってほしいからこそ叱る場面もあります。

また、イベント後に実施しているごはん会では、子どもたち同士が助け合いながら準備から片付けまで行い、同じテーブルを囲んで一緒に食べることで、より深い関係性を築いていきます。

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③ 地元に学校と家以外の居場所ができる
SEKAI HOTELのフロントが”遊べる場所”、”ごはんを食べる場所”、”お兄ちゃん姉ちゃんとお話をする場所”など、年を重ねるごとに過ごし方や関わり方が変わっていく。

人それぞれ理由は異なっても”ここが好き”と思える人たちが集まることで、きっと周りにいる人たちや空間をも大切に思えるようになると信じています。

そのような居場所はいくつあってもいいと考えています。

最後に

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子どもたちにとって『icoima』がこの先の未来へとつながるような”憩いの場”となるように。

”まだ生まれてきていない子ども世代にまで繋がる居場所”を目指し、これからも笑顔が溢れる空間を子どもたちと共に創っていきます。



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