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ついつい、子どもに感情的にイライラしてしまう。どうしたらいい? 3/3完
「よくあるエピソードで考えてみよう」コーナー。
『ついつい、子どもに感情的にイライラしてしまう』の最終回です。
一回目、二回目の振り返り
一回目の質問で、ご自身の感情を出し尽くし、感じ尽くされたかと思います。まだ出し切っていないという方は、やってみてください。不思議なほど、イライラの出来事が記憶に残りにくくなることに気がつくかもしれません。
二回目の質問では、あなたの怒りに対しての反対の可能性を感じていただきました。どうだったでしょう。じっくり実践された方、何か感じたものがあるのではないでしょうか。
この二回の作業、本来この工程をこなすのに一ヶ月くらいかけてもよいくらいではないか?というくらいに思っています。そのくらい濃い内容のことを、凝縮してお伝えしました。なので、できなくて当然と思ってください。でも、本当に自ら変わりたいと望まれる方がいらしたら、一ヶ月かけてでも実践してみてください。
やってみよう!
以前も書きましたが、怒ること自体は悪いことではありません。ただ、あなたがお子さんに怒りをぶつける必要は、もしかするとあまりないかもしれません。
そう。
怒ってもいい。怒りを感じてもいい。
ただし、怒りを他人にぶつける必要はないかもしれない
ということです。他人とは、お子さんもそうだし、パートナーさんも、職場の方も友人も。すべての人です。あなたの内側ではどれだけ”怒る”ことも大切だけど、あなた以外の人間に当てると、人間関係を崩したりするのです。
イライラしても、怒りを他人にぶつけない方法
では、内側でイライラバケツが満タンになりそうだと感じたとき。あなたはどうすればよいのでしょうか?
・他人に向けて放出しない
これを前提として、あなた自身に思いつく”怒り”の発散方法はあるでしょうか。なんでもよいのです、コーヒーを飲んでも、外の空気を吸っても、トイレにこもっても、「ちょっとしばらくこの子みてて」でも、公園で泥団子作って思いっきり投げて壊すとかでも、なんでも。あなたなりの発散方法がきっと見つかります。
さんたの事例
【なぜか分からないけどイライラする!②】
僕の個人的な”怒り”を、罪のない子どもたちにぶつける訳にはいかない。さっそく、イライラを感じたときにどうするか?を考えてみた。
僕の場合は体調との関連性や、他者からの評価などを気にするときに生じやすかったので、そのへんを考慮していくつかの対策をとってみた。
結果的には、最後の最後までダメなときはダメだった。ただし、自分自身の怒りや不調に気がつくセンサーが磨かれ、「あ、疲れてる」「あ、イライラしてる」と気づくのが早くなったのは、自分にとって大きな収穫だった。「あ、自分(の状態の影響)だ…」と思えるようになったのだ。pこれにより、以前に比べて無駄な”怒り”がかなり減ったと思う。それでも、些細なことでイライラしてしまったりして反省することはよくあるが。
☆ 今日の質問 ★
①あなたが、自分自身の内側に”怒り”の兆しを感じたとき。どうやってその兆しを解消できるでしょうか。いくつか考えて、実践してみましょう。うまくいかなくても大丈夫です。むしろすぐにうまくいく方がめずらしいと思って、何度かトライしてみましょう。
②あなたが完全にストレスフリーのとき。お子さんに「わたしがイライラして怒ってるときって、いつもどう思ってる?」と質問してみましょう。
~②のポイント~
・この質問は、あくまでお子さんが「いま、どう感じているのか」を知るための質問です。あなたやお子さんを評価するための質問ではありません。
・答えが返ってこなくても構わない、と思って質問する
・お子さんがリラックスしているときに聞いてみる
・回答に対し一喜一憂する必要はありません
・自分にとって好ましくない答えが返ってきても、「そっか」「ありがとう」と受けとめる
・質問できる年齢の目安として、3歳半ばくらいかと思います。会話ができるようになって1年少し経ったくらいです。個人差や育ちの差があるのであくまで目安です。
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いつも最後まで読んで下さり、ありがとうございます!
みなさまからのご意見、ご感想お待ちしております。また、「こんな事例についてテーマにしてほしい」なども随時募集しています。お気軽にコメント欄にご記入ください。
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執筆者は、森のようちえん『さんさんぽ』を主催している
保育士さんたこと、ひがしなおやです。
・自分のことが大好きな子に。
・ありのままのその子に。
・自分事で考え、自分で決め、自分で動く子に。
そんな願いを込めて、保育にあたっています。
『さんさんぽ』は横浜市近郊にて、週四日開催を目指し園児募集中です。
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「休日さんぽ」というイベントも毎月開催しています!
森のようちえん『さんさんぽ』
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