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発達障害っ子の偏食を改善する方法その①
偏食改善に最も重要なことをお伝えします。
こんにちは、発達障害専門の
食育栄養コンサルタントの「けい」です。
今回は、子育てのお悩みの中でも大変お困りの方が多い
偏食を改善する方法について
第1弾をお伝えいたします。
早速ですが、偏食を改善する方法の
1つ目とは、、、
「好きなものをいかに止めさせられるか」
です。
偏食がある子に多いのは小麦製品や乳製品、
例えば
「牛乳やチーズ、菓子パンなどが
大好きで止められません・・・」
というお子さんが非常に多いです。
全員がそうではありません。
また、それらの食品を、
一切食べてはいけない!
というものではなく、
適切に摂取することに
問題はありません。
ただし、それらの食べ物が「やめられない」とう状態は、
中毒になっており、
脳が食べ物に支配されている状態
そのため、中毒性のある食べ物ばかり食べていると、
「中毒性があるものしか食べられない子」
になってしまう可能性があります。
だからこそ、偏食改善で大事なのは
「お子様の好きなものを
いかに止めさせられるか(減らせるか)」
です。
例えば、私(けい)がサポートしていたお客様の中にも
「小麦の製品がやめられない」
「牛乳がやめられない」
という方が、数人いらっしゃいました。
でも、ほかの食品を紹介するなどして
その習慣をやめる又は減らすことができるように
サポートさせていただきました。
実際にあった事例の1つに、
「焼きそばが大好きで止められない」
毎日食べたがるお子様がいらっしゃって
何とかしたいとサポートへ申し込んだ
お客様がいらっしゃいました。
サポートを始めて3か月後、
焼きそばの「や」の字も
言わなくなるまでになりました。
子どもは、生まれつき、小麦や牛乳を
止められないというわけではありません
小麦や乳製品の支配から抜け出すためには、
素材本来の味を味わえるように工夫して、
正しい味覚を形成する食習慣が大事なのです。
別に、牛乳や小麦をゼロにする必要はありません。
いったん牛乳や小麦から少し離れて、
自然の味、素材の味を
感じられるようになる、
そんな食習慣づくりが
偏食改善のポイントです。
というわけで、
今回は偏食改善のポイントの1つ目を
お話させていただきました。
これを読んでみて、
「うちの子どもも小麦中毒かもしれない」
「チーズやヨーグルトの乳製品ばかりを好んでいる」
と思った保護者の皆さんは、
日ごろの食生活の中で
小麦や乳製品からできているものを
減らしてくださいね(^^♪