生前フォトメモリアルズ

遺影の生前撮影とご自身の声と言葉で作る葬儀用メッセージ動画の作成をしています。 皆さんの明るく元気な終活をサポートします。 https://www.seizen-photo.com/ 終活初心者なので「何から始めればいいのか?」を調べて集めた情報を自分の経験を交えて書いてみます。

生前フォトメモリアルズ

遺影の生前撮影とご自身の声と言葉で作る葬儀用メッセージ動画の作成をしています。 皆さんの明るく元気な終活をサポートします。 https://www.seizen-photo.com/ 終活初心者なので「何から始めればいいのか?」を調べて集めた情報を自分の経験を交えて書いてみます。

マガジン

  • 始めてみたら見えてきた終活のアレコレ

    みなさん、終活してますか? 「始めてみたら見えてきた終活のアレコレ」では、終活のスタートを切ろうとしている方向けの情報を発信しています。 終活は人生の重要な一部であり、計画を立てることで安心感を得られます。 思い立ったが吉日と言いますが、今から始めることで、将来の不安を軽減し、愛する人たちへの贈り物としても意味深いものになります。 さぁ私と一緒に自分が思い描いた最期を迎えるための第一歩を踏み出しましょう。

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Vol.0 プロローグ

ごあいさつ 皆さん、こんにちは!はじめまして、イイダマサユキと申します。 東京の品川出身の58歳で、フォトグラファーをしています。 さまざまな分野の撮影のお仕事をしていますが、「生前フォトメモリアルズ」と言う名称で、遺影の生前撮影と家族や参列された方々に自分の言葉を残すためのメッセージ動画の作成もしています。 さて「終活、始めました」第0回、プロローグです。 私がなぜ終活に興味を持ち、実際に終活を始めたきっかけをお話しします。 これから終活を始める人のために少しでもお役に

    • 棚卸しは59歳から

      人生という旅を振り返るとき、私たちは必ずしも荷物を整理整頓することを考えるわけではありません。しかし、59歳という節目は、まさに「棚卸し」を始めるのに絶好のタイミングではないでしょうか。 棚卸しとは、ただ単に持ち物を見直すだけでなく、自分の人生そのものを見つめ直すこと。つまり、過去の出来事や人間関係、そしてこれからの目標を整理し、未来をより軽やかに生きるための準備をすることだと思います。 私は今まさに59歳です。 同級生の半数は60歳の還暦を迎えていますが、早生まれの自分は来

      • メッセージ動画の作成手順

        はじめに 皆さんは「メッセージ動画」をご存知ですか?メッセージ動画とは、将来の家族や友人に向けたメッセージを動画形式で残すことを指します。最近では、家族の思い出をよりリアルに残す手段として人気が高まっています。特にシニア世代の方々にとって、家族への感謝の気持ちや人生の教訓を伝える素晴らしい方法です。今回は、メッセージ動画の意義とその作成手順について詳しくご紹介します。 ステップ1:準備(内容の決定、シナリオ作成) メッセージ動画を作成する最初のステップは、内容の決定とシ

        • 生前フォトの重要性

          はじめに みなさんは「生前フォト」という言葉を聞いたことがありますか?生前フォトとは、生前に自分の好きな写真を撮影し、将来の遺影として準備しておくことを指します。最近、シニアフォトの一環として生前フォトのトレンドが広がっています。この背景には、家族への思いやりや自分自身の生前準備を大切にする風潮があります。今回は、生前フォトの重要性について詳しくご紹介します。 家族にとっての思い出としての価値 生前フォトの最大のメリットは、家族にとって貴重な思い出を残せることです。例え

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        • 始めてみたら見えてきた終活のアレコレ
          27本

        記事

          なぜ相続や終活が家庭内でタブー視されるのかを考えてみた

          親子間での意見のすれ違い 家庭内で相続や終活を話題にすることは、避けられがちだと言えます。 親が積極的に終活をしているのであれば問題ありませんが、オープンに話ができない関係であればなおさらです。 親からすると「いきなり自分の死後の財産の話をするなんて、自分の死を望んでいるのではないか」と勘ぐってしまうこともあるでしょう。 極端な反応の場合「親を殺す気か!」と警察沙汰にもなりかねません。 一方で子供からすると、親がまだ元気でいる間に相続や終活の話をするのは、「親の心配をしてい

          なぜ相続や終活が家庭内でタブー視されるのかを考えてみた

          Vol.23 エンディングノートあれこれ

          エンディングノートを買ってみた これまで終活全般についてお話してきましたが、今回からはそれぞれの少し詳しい内容に入ろうと思います。 まず始めは「エンディングノート」です。 書店やネットで検索すると数多くのエンディングノートが見つかります。 では、その違いはなんでしょう。 製品ごとに大きな違いはあるのでしょうか。 詳しく見ない事には理解できない!ということで、実際に買ってみました。 世の中には、まだまだたくさんあるのですが、すべてを買えるわけもないので近くの書店に置いてあった

          Vol.23 エンディングノートあれこれ

          Vol.22 中締めとして

          終活は続くよ、どこまでも フッとしたきっかけで5月に終活を始めてから本当にたくさんの気付きがあって、自分だけでため込んでいるのはもったいないと思って書き溜めたものを9月から発表してきました。 まだまだ道半ばだし、認識違いのこともあると思いますが、生の情報と思って読んでいただけたなら嬉しい限りです。 自分自身は「気持ちは現役、子供たちにお金がかかるのも現役」な58歳ですから、まだまだ元気に働かなければなりません。 とは言え、一般的には終活を始めていてもおかしくない年齢です。

          Vol.22 中締めとして

          Vol.21 終活でお世話になる専門家

          終活に関わる専門分野を知る 終活でお世話になる可能性のある専門家の方々を大まかに挙げてみました。 これらの方々は、おおむね生前相談の受け入れをされているので、心配事があった場合は相談してみるのが良いでしょう。 ただし会員組織の場合は、サービスを受けるために入会金や月会費などの経費が掛かることがあるので費用面での注意が必要です。 また頻繁に使うものであれば良いのですが、実際に使うかわからないサービスまでカバーしている場合もあり、割高になってしまうケースもあります。 「あった

          Vol.21 終活でお世話になる専門家

          Vol.20 終活を費用から考える

          人が亡くなった後に必要な費用を見てみましょう 終活にかかる費用は多岐にわたりますが、どんな要素があるのかを理解するには、人ひとりが亡くなった場合にかかる経費から考えるのが合理的です。 それら経費と照らし合わせることで、事前準備としての終活の全体を費用面から俯瞰して見渡すことができます。 そこで亡くなった際に掛かってくる経費を時系列に考えてみましょう。 各項目で終活としてのできる事も書いてみましたので参考にしてください。 病院などへの支払い 病院で亡くなった場合は病院への

          Vol.20 終活を費用から考える

          Vol.19 終活の押さえどころ

          終活を進めるなかで特に気をつける事を挙げてみました 終活は始めてこそ理解できる要点というかキモのようなものがあります。 それらを箇条書きにしてみました。 早く始める 終活の途中で亡くなってしまう場合もあります。 事故や病気など突発的な原因で亡くなったり、自分が自分で判らなくなってしまうこともあるので、早めに備えておいて損はありません 元気な時に始めるのが良策 資料づくりや断捨離など体力が必要な場合もあるので、できれば元気な時に始めましょう。 気力と体力のある間にやり

          Vol.19 終活の押さえどころ

          Vol.18 終活のデメリット 家族編

          家族にとってのデメリット 家族にとっての一番のデメリットもあまりありません。 強いてあげれば想定外の遺言書が見つかり、その内容などが思惑と違ったりした場合でしょうか。 第三者の介入 家族のだれも知らない間に、さまざまな物事が進んでいることは、不要な軋轢を生む原因となります。 とくに何らかのコンサルタント的な人物が関係すると、詐欺被害も想定しなければなりません。 「三人寄れば文殊の知恵」と言いますが、多くの人間の目に晒されることで相互チェックが働いて、みんなが納得できる良

          Vol.18 終活のデメリット 家族編

          Vol.17 終活のデメリット 自分編

          自分にとってのデメリット これまでは終活のメリットを話してきましたが、では終活のデメリットとはなんでしょうか。 デメリットはあまり多くはないのですが、それでも表面化することがあるので、それを解説してみたいと思います。 終活のメリットの時と同様に、自分編と家族編に分けてみましょう。 内容はメリットの時の裏返しというわけではないので、ご自身でも考えてみてください。 死を意識してしまう まずは今までの生活では、どちらかと言えば避けてきた「死」を意識してしまう事です。 遠くにお

          Vol.17 終活のデメリット 自分編

          Vol.16 終活のメリット 家族編

          家族のためのメリット 終活の家族にとってのメリットは何でしょう。 これは、あらかじめ必要なことが決められている安心感と忙しい時の雑務の軽減にほかなりません。 経験された方なら、余計に感じる事ですが、家族が無くなった後は本当にやることがたくさんあります。 しかも待ったなしで事が進んでいきます。 その苦労をできるだけ無くしてあげましょう。 遺された家族の負担を軽減することができる 遺された家族にとっての大きなストレスは「本人に確認できない」事です。 亡くなってしまった場合だ

          Vol.16 終活のメリット 家族編

          Vol.15 終活のメリット 自分編

          自分のためのメリット 終活をする事で得する事はなんでしょう。 そのメリットはいくつかありますが、大きく分けてして自分のためと、家族のための二つになると思います。 そこでまずは自分のための利点を挙げてみましょう。 死に対する不安が解消される 終活は理想の終わり方に向かって誰にも迷惑をかけないように準備することです。 つまり、しっかり準備をする事で、冷静に状況を判断する事ができるようになります。 確かに何かやり残したことがある方は、残りの時間がこんなに少ないのかと焦る場面も

          Vol.15 終活のメリット 自分編

          Vol.14 エンディングノートとは

          やったことを整理するために これまでたくさんのやることが出てきましたが、全てを同時に行うことはできません。 また始めたとしても全ての進行具合を把握するのは至難の業です。 特に頭の中だけで整理しようとしても無理な話です。 最新の医学の研究では人間の頭は同時進行には向いてないそうです。 同時に進行して成果が出ているつもりでも、実は一つ一つに集中して処理したほうが効率が良いそうです。 そうでなくても、すべてを頭の中に収めておくことは脳科学的に無理があります。 人は忘却の生き物です

          Vol.14 エンディングノートとは

          Vol.13 内面的なやることリスト

          今を認める 自分の内面を明文化するのは、たいへん勇気が必要なことです。 そこで大事なことは「今を認める」事です。 今の現実を理解して、今の自分を認め、愛してあげることです。 過去を思い出して懐かしんだりするのは良いですが、その思い出に縋らないようにしましょう。 過去の栄光は過去の自分のものであり、今の自分の礎になってはいますが、現在の自分の栄光ではないのです。 だからこそ、自分の今を認めてあげることが、終活における自分の棚卸しになるのです。 若いころと違うと言えば、その代

          Vol.13 内面的なやることリスト