コーチング研修 基礎編
皆さん、おはようございます!
今日は6時に起きて、
朝活というものをしてみています(笑)
そんなに早く起きてないじゃないか?と思われるかもしれませんが、遅寝遅起きをしていた凡人大学生にとっては大きな一歩だと思っています!
さて、今回もnoteを書くことでアウトプットし、自身の学びを深めていきたいと思います!
今回のテーマは最近受講した「コーチング研修<基礎編>」についてです。
ぼくは9/17にオンラインで約6時間のコーチング研修受講しました。
理由は、コーチングに興味があったことと所属している学生団体のエンカレで無料で受講できたからです。また、自身の面談を向上させて後輩のためになりたいという思いもありました。
研修の率直な感想は、学びの多い研修で有意義な時間だったということと自身の課題や改善点に気付くことが出来たということです。
それを具体的に話していきたいと思います。
まずコーチングの定義って知ってますか?
コーチングは調べてみると様々な定義をされていますが、今回自分が受講した研修では以下のように定義してありました。
コーチングとは
「”対話”や”双方向のコミュニケーション”を通して、関わる相手の中にある考えや答えを引き出し自発的な行動を促す一つの手法」
です。
よく言われるティーチングとコーチングの違いは、答えを教えるか引き出すかの違いだと思います。
ティーチング:相手に知識や技術、やり方などの答えを教える
コーチング:相手の中にある気づきややる気、深い思い、可能性などの答えを引き出す
コーチングをもっと簡単に言うなら
コーチングとは
「個人の自己実現をサポートするシステム」
です。
ここで、重要なポイントはヘルプ(支配、従属の関係)ではなくサポート(協働関係)であるということです。
ヘルプは無力な存在を助けることでマイナス地点からゼロ地点に引き上げるイメージなのに対し、
サポートは有力な存在の能力、可能性を発揮できるように支援することでゼロ地点からプラス地点に押し上げるイメージである。
コーチングにおいてはこのイメージを持って、相手に向き合うが大切だと思いました。
また、コーチングにおいて大切なのはスキルよりも根底にあるスタンスの方です。
「目の前の人を信じる」というスタンスが必要で具体的には、
①人は皆無限の可能性を持っている
②すべてその人の中に必要とする答えがある
これは簡単なようで難しいと思いました。
自身の面談の経験でも「学生時代に頑張ったことある?」という問いに答えられない後輩に対し、自分の中でこの子はできない子だとかどうしよう?みたいに思ってしまうことがありました。
しかし、そこでその子には「まだ見つけることのできてない良さがある」とか、「無限大の可能性が広がってる」ということをほんとの意味で信じてあげることが大切だと思いました。
むしろ、そんな子ほど自分のコーチングが試されると思いました。話してない過去があって、教えてくれてない将来への希望があって、伝えてない気づいてない自分の良さがあるんだと思います。
それを自分が引き出せてないだけ、、、、、
じっくり時間をかけて向き合う姿勢が求められているように思います。
また、自分はこれまで後輩の前では役に立とうという一心で一生懸命頑張ってきました。必死にいいアドバイスをしたいとか頼られる存在になろうとか。今抱えてる課題に対して精一杯の答えを提示してあげよう、この子の不安を正しい答えで満たしてあげようみたいな。
でも、どうやらそれはお節介でしかないと思いました。
受け身の姿勢にさせてしまったと思います。
この人に聞けばいいやみたいな。
今回の研修で、
面談では解決者やコンサルタントになってもいけないということも学びました。
自分はあくまでも伴奏者や支援者でいなければいけないということでした。
自分の解決心が、後輩の依存や自己信頼の未醸成を招く危険性があることを知りました。
自分がすべきことは、後輩自身が考え納得できる方向性へ伴奏していくことでした。
そのうえで大事なのは関係性です。信頼関係=ラポールです。
想像してみてください。
見知らぬ人からのアドバイスを素直に受けとることが出来ますか?
よく知りもしない人の声に耳を傾けようと思いますか?
その時は納得できても、その後行動に移すくらい強烈に響くことはないと思います。
要は何を言われるか?よりも誰に言われるか?が大切ということです。
信頼関係を築く上で大切なのは、安心感や親近感です。
そのためにすべきことがペーシングです。
相手に合わせること。
理解したことを示していくこと。
安心感は非言語の部分が大切だったりします。自然に相手と同じ動作をしたり、優しい言葉遣いだったり、相槌をうったり、呼吸を合わせたり。
「息の合った○○」はこれから来てたりするって言ってた気がする。
親近感は共通している部分がたくさんあることを示していき、近しい人間であることを伝えていくことが大切です。
そして、好ましい関係性とは、
「相手と共に何かの変化を作り出すこと」
である。
ペーシングによって信頼関係=ラポールができた時点で、
はじめてリーディングができ相手に変化をもたらすことが出来ます。
このペーシングとリーディングの割合は9:1と言われています。
どれほどペーシングが大事で、時間をかけるべきかを学ぶことが出来ました。
思い返せばこの関係性構築に十分な時間をかけていなかったです。
こっちは関係性が出来たと思っても、相手はまだ心を開いていないみたいなことがあったのではないかと思います。
面談後に後輩が自分自身で動くことが出来てないのは、ペーシングを怠ってラポールが出来てないのにリーディングをしようとしたからであると気づけました。
雑談なども増やしつつ、ペーシングに時間を割いていこうと思います。
そして、コーチングに大事な3要素は
「聴く力」「質問力」「応援力」です。
「聴く力」とは、
自分とは異なる相手の世界を理解しようとすることです。
ここで自分の世界感で相手のエピソードを捉えてはいけなく、相手の世界感で相手のエピソードを捉えなればなりません。
なぜなら「面白い」ひとつとっても、相手と自分の面白いの感覚は違うからです。どこにどんな面白さを感じたのは相手にしか分かりません。
だから同調はしてはいけません。
「質問力」で大事なのは相手に空白を生み出すことです。
ここでいう空白とは質問の分からない状態です。
要は相手が「答えられない」「悩む」ような質問をしなければいけません。
相手にとって確認にしかならない質問は相手にフォーカスしていないことが多く、相手の周りの事柄や物事を聞いていることが多いです。
それはいい質問ではなく、相手自身にフォーカスした質問を投じることで相手に空白をもたらすことが出来ます。
では、相手に空白をもたらすことが出来たら何がいいのか?
人間の脳は安全な状態を好みますが、空白がもたらされ分からない状態になると、その状態を嫌います。だから必死に答えを出そうとします。
これこそが狙いです。だから動き始めるんだと思います。
一回の面談で2個以上相手に空白を作るような質問をしていきたいと思います。そしてそれをネクストアクションに設定できるようにしていきたいと思います。
「応援力」とは
相手の持っている良さを認めることです。
そして、相手の行動の土台となっている力を見つけていくことです。
なぜそのような行動ができるのか?
その行動のもとになっている相手の良さや力は何だろう?
と、これも行動ではなくその人自身にフォーカスして見つけて伝えて認めることが相手に大きな力を与えると思います。
ここまでがコーチング研修<基礎編>で学んだ内容です。
自分の課題や改善点に気づけたことが大きな収穫だったと思います。
最後まで読んでくださってありがとうございます!
次回はコーチング研修<FB編><メタモデル編>について振り返っていこうと思います。お楽しみに!
また会いましょう!
朝活終了!
研究室に遅れそうなのでこのへんで失礼します(笑)