冬にできる代謝アップの方法【読んで得する健康通信】
沖縄も寒くなってきて、あと1ヶ月で2023年も終わりますね。
今回は、冬だからこそできる代謝アップの方法をご紹介いたします。
『大前提 やっぱり冬は太りやすい!』
動物は冬眠の前に木の実などを食べ、体に脂肪を蓄えてから冬眠をします。
人間も同じで、寒い冬はからだが自然と脂肪を蓄えようとするため、自然と体重が増えてしまうのです。
『でも実は冬の方が痩せやすい!?』
人間には、36度前後の体温を維持する働きがあり、寒い冬はからだが体温を上げようとするため、余計にエネルギーを消費します。 1年中ほぼ同じ条件で生活する成人男性グループの平均基礎代謝量を夏と冬で比較すると、冬のほうが10%も高く、その差は約150kcalになるという研究結果もあります。 つまり、気温の低いこの時期が、1年の中で一番基礎代謝量が高く、多くのエネルギーを消費するので、同じ運動をするのであれば消費エネルギーが高いこの冬の季節こそ、ボディメイクにおすすめなのです!
『冬だからこそできる、代謝アップ法』
①重ね着しすぎない
人間の仕組みとして、からだが冷えると体温維持のために体温を保とうとします。
薄着をして外出すると血流がいったん悪くなりますが、時間がたつと脂肪を燃焼させ始めます。そして、温まった熱が血液によって全身に運ばれるので体温が上がり、冷え性の改善にも役立ちます。
そのことを利用して、歩く・掃除をする・散歩やジョギングなどの日常の生活を少し薄着で過ごしてみましょう。
②「首」を温める
首・手首・足首など、「首」の部分には動脈があり、血液を送る大きな役割をしています。
特に首は身体の大切な神経が集まっています。
首を冷やすと血行の巡りが悪くなり、代謝も滞りがちになります。
そうなってしまうと、筋肉が硬くなり、肩こりや自律神経にも影響を与えてしまいます。
「首」はなるべくいつも温めておきましょう。
③こまめにからだを動かす
寒い冬はできるだけ動きたくなくなりますが、ちょっとした掃除だけでも全く運動しないより代謝を上げやすい身体づくりができます。
ここでは掃除を30分間した時の消費カロリーと日常動作を30分間行った時の消費カロリーを比較してみました。
※あくまでも目安です。
◇家事の消費カロリー(体重60kg・30分)◇
◇拭き掃除………約100kcal
◇窓掃除…………約100kcal
◇部屋の片付け…約250kcal
◇日常動作の消費カロリー(体重60kg・30分)◇
◇歩く……………約100kcal
◇自転車…………約180kcal
◇並ぶ・立つ……約60kcal
◇車の運転………約90kcal
『糖質コントロールはお鍋で』
飲み会やパーティーが多く、ついつい食べ過ぎてしまうことが多いこの季節。
食べすぎを感じてしまったら、次に摂取する食事をお鍋にして糖質のコントロールをしましょう。
お鍋は普段の食事に比べ簡単に食物繊維(葉野菜、きのこ)、たんぱく質(お肉、魚、豆腐)を摂ることができます。
また、煮込まれたあつあつのスープや具材を食べるので、からだも温まり代謝を高めやすくなります。
糖質オフの麺類や、糸こんにゃく、しらたきを使えば、色んなバリエーションでお鍋を最後まで楽しめます。
この季節はお鍋を大活用させて、おいしく、楽しくボディメイクに励みましょう!