本をもっと楽しくする「モノ」
「本が好き」と一口に言っても、そこにはさまざまなタイプがあるように思います。
ぱっと思いつくのは、本を読むことが好きという人。
多分、「本が好き」と言われたら、この人は「本を読むのが好きなんだな」と思うのが自然でしょう。
「本がある空間」が好きという人もけっこう多いのではないかと思います。
図書館や本屋さん、ブックカフェなど、人によって感じ方はいろいろでしょうが、私にとって、本のある場所はふーっと肩の力を抜いて落ち着ける場所でもあり、知的好奇心を刺激されるようなわくわくする場所でもあります。
旅先でもついつい本屋さんに足が向いてしまう、というのは本好き(本屋好き?)な友人たちからよく聞く話です。
もうひとつあげたいのが、「モノ」としての本が好きという人。
いきなりですが、以下の項目にひとつでも当てはまれば、あなたはきっと「モノ」としての本が好きな人、略して「モノズキ」な人です。
□本をジャケ買いしたことがある。
□好きな作家さんの作品だが装丁が気に入らなくて買うのを断念したことがある。
□本はできるかぎり面陳、もしくは平積みしておきたい。
□電子書籍も使うが、好きな本は紙で持っておきたい。
いかがだったでしょうか。
ここからはそんなモノズキな人たちに紹介したい本にまつわる「モノ」について書いていきます。
ひとつめは「BOOK on BOOK」というプロダクト。
TENTというクリエイティブユニットの手によるもので、本を好きなページで開いたままにできるというアイテムです。造りはとてもシンプルで、アクリルが開いた本にぴったり収まるように成形されています。
本を飾るという行為は今までも自然に行ってきましたが、「開いた状態で」飾るというのは思いつきもしませんでした。目から鱗。
図書室に置いている本のなかでも、とくにお気に入りの一冊を開いて飾るために使っています。その日の気分によって開くページを変えるのも楽しいです。
ふたつめはこちらもTENTの「BOOK YACHT」。
本のしおりとしても使えるし、もちろん本を飾るためのブックスタンドとしても◎。何個か並べて使うと、本の波止場のような空間ができそうです。いつかやってみたい。
こういう本まわりの素晴らしいモノがあると、モノとしての本の魅力もますます高まります。
また、なにか面白いモノが見つかれば紹介していきたいです。
みなさんのお気に入りのモノがあれば、ぜひ教えてください。
ちなみにこの2つはドケットストアさんのオンラインストアで購入しました。ほかにもたくさん面白いものがあり、ついつい財布の紐がゆるくなってしまう…
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