読書セラピーのはなし
皆様は日常的に読書をする習慣はありますでしょうか?
読書には娯楽や気分転換、自己研磨
以外にも、もっと多くのメリットがあるので本日は
その事について話そうと思います。
読書セラピーとは?
2009年にイギリスのサセックス大学で行われた
調査によると、音楽鑑賞や散歩、お茶やコーヒー
を飲むビデオゲームで遊ぶといった様々な
リラックス法のうち、もっとも効果的な方法が
”読書”である事が分かっています。
さらに読書をする事でストレスを軽減し、
寝つきをよくし、長生きさせてくれるうえに、
共感力まで高めてくれる。
そんな研究結果がでています。
読書セラピーにはこれといった
一つの定義は存在せず、大まかに言うと
読書によって"問題が解決"されたり
"なんらかの癒し"が得られたりする事を指します。
読書セラピーで出来る事
読書セラピーについてまとめたガイドブック
「NFBPP」
この本を主に執筆しているのが
アーリーン・マッカーティ・ハインズ氏
アーリーンは読書セラピーによって
「SPIRIT」
をもたらす事ができると考えています。
S _Spirituality(スピリチュアリティ)
P _Perception(認知)
I _lnsight(洞察)
R _Relevancy(関連性)
I _Integration(統合)
T _Totality(全体性)
スピリチュアリティや認知、洞察・・・
と兼ね備えてくると人格が完成され自分の事だけでなく
周りの事も良く見えてきます。
読書をする事によって
"人間関係の悩み"や"様々な問題解決"
の手助けをしてくれるだけでなく
"人生を思いっきり楽しむ地図"にもなってくれます。
読書セラピーで得られる4つの事
・対応能力の改善
・自己理解の向上
・対人関係の明確化
・現実認識の深化
この4つは互いに関連しています。
現実認識が深化する事で
対応能力も改善されますし、
自己理解の向上や対人関係の明確化にも
繋がります。
本の選び方
- シンクロニシティ選書術 -
シンクロニシティとは意味のある偶然一致の事。
「しばらく会っていない友人の事を思い出していたら
その友人から電話がかかってきた」
という事はないでしょうか?
これがシンクロニシティです。
私たち人間には、意識と潜在意識が存在し、
意識が約10%
潜在意識が約90%
で構成されております。
この潜在意識は私たちが求めているものを
探し出してくれる"高性能な検索エンジン"
のようなものでシンクロニシティという形で
"必要な情報"を差し出してくれます。
シンクロニシティは求めているものに
アンテナを立てると発生しやすくなります。
「こんな本に出逢いたい」
というアンテナを立てるようにして下さい。
まずは自分の思いを放つことから始めてみましょう。
- 同質の原理選書術 -
音楽の医療法に
「同質の原理」
というものがあります。
たとえば落ち込んでいる時には明るい曲より、
静かな曲の方が心に寄り添ってくれます。
逆に元気な時には静かな曲より、
アップテンポな明るい曲を聴きたくなるものです。
同じようにどんな本を選ぶかで
自分の精神状態も見えてきます。
音楽と同じように本に関しても"自分の精神状態"に
合ったものを取り入れるようにして下さい。
- 装幀選書術 -
「ジャケ買い」というように本のカバーデザインや
イラストに惹かれて選ぶこともあるでしょう。
実はこの選び方は"賢い選び方"だと言えます。
感覚的なものを活かしやすい、選書術なので
頭で考えて選ぼうとするよりも自分に
しっくりくるものを見つけやすくなるでしょう。
読書の凄い効果
問題解決の援助
心理的な支援
行動を変える
苦痛を減らす
ストレスの軽減
死亡率の低下
読解力
語彙力
発信力
集中力UP
ご紹介した通り、読書には様々なメリットがあります。
むしろメリットしかありません。
"セラピー"と言われると、構えてしまいがちですが
あまり堅苦しく考えず、気楽にその時々で読みたい本を
楽しんで読んで、無理なく続けて貰えたら
今より、ずっと素晴らしい
未来が待っているはずです!
ではまた!
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