2023/01/23(月)go!go!eiken pre1test
単発バイトの求人で英検試験監督の募集を見つけた。時給がそこそこいい上に、お弁当まで支給してくれる。
お小遣いを得るために応募したのだろう、試験監督のお姉さんは、試験の雰囲気を創るために険しそうな顔で注意事項を話していた。この人なかなかやるなーと思った。
試験開始までに数十分の待機時間があり、各々単語帳を開け最後の追い込みに励んでいる。辺りを見渡してみると、単語帳が新品同様のピカピカな人がいて「(コイツは今まで勉強してきたんか?)」と思った。
ただ、こうも考えられる。単語帳の扱いが上手で、破れたり汚れたりしていないだけなのかもしれない。とにかく、単語帳に味があろうがなかろうが合格した奴の勝ちだ。その人と連絡先を交換しておけばよかった。
試験が終わって会場の門を出る。同い年くらいのチャラついた青年が、友だちに電話で「あの問題はいけたわ」とか「最後意味わからんかった」と言って、テストの振り返りをしていた。こいつは懸けてる。チャラいだけやない。そーゆとこええやんと思った。
人参がぶら下がってないとがんばれないことがある。こういう勉強においては特に。
がんばった後にはご褒美がほしい。
いくらがんばったからと言って好きな人からLINEが届くわけでもないので、スタバの新作でも飲んでゆっくりしようと決めた。
満席だった。
仕方なく電車に乗ると、隣に座ったおっさんの睡眠が始まる。僕の方に寄りかかってきて押しつぶされそうになった。ポジションは変えず、肩枕としての役割を全うした。
これはご褒美ではない。
なんか色々と悔しくて、家に帰ってすぐにペンギンの絵を描いた。
英検準一級、その他諸々の戦いは続く。