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中小企業の新卒採用戦略〜Z世代に選ばれるための現状と対策〜

中小企業の新卒採用にて、何が難しいかというと、エントリー数が多く集まらないため、十分なデータが蓄積されず、仮説検証がしづらい傾向にあると思います。

要するに、「弊社には〇〇な学生の募集が多い」という仮説を立てて進められないケースです。

仮説を立てることができないまま採用活動が進み、「自社が選ばれる理由」が明確に分からず、再現性を高めることが難しくなるので、私自身もどうすれば多くの企業が新卒学生に選ばれるようになるか、いつも考えています。

今回は、私が毎週のようにZ世代と呼ばれる学生たちと会話している視点も含めて、対策を考えてみました。


❶前提「新卒採用期間は長い」

このマインドセットが必要かと思います。

就活の早期化が進んでしまっているため、3年生からのアプローチだけでなく、基本的には1年生や2年生に向けての接点構築も検討していくことが必要になっています。

それはしっかりと採用前面のものではなく、業界研究や職業体験などの学びの場を提供するような形で関わるのがいいので、その前提で進めていくのが大切です。

私も日々学生と関わる中で、初期の頃に関わった企業は、やはりかなり印象に残っているそうで、その環境を提供(GIVE)する事は、もし採用に繋がらなかったとしても、中途入社や協業など様々なケースに発展します。

❷現状把握

まず、
・自社にはどのような人材がいるか
・学生にはどのように認識されているか
などを客観的に把握する必要があります。

というのも、面接で就活生に対して、「あなたの強みは何か?」と聞くように、自社でも明確に確認する必要があります。

その時、例えば弊社の学生団体メンバーや彼らが運営するコミュニティに参加する学生に聞いてみるのもありかもしれません。

彼らもZ世代と呼ばれる学生で、学生目線で率直な意見もくれると思います。

❸採用戦略

その上で、
・今後、どういう人材が必要なのか、
・そうした人材を採用するためにはどの手段が最適なのか
という部分に入っていくと思います。

以前、私がLinkedInにて、「Z世代就活生 まるわかり調査2024」を少し要約した内容を投稿したのですが、ワンキャリアやエンカレッジ、マイナビなどあらゆる就活サービスを活用するので、まずは予算の範囲内で出来る限り多く試すことが必要になっていくと思います。これは後日、noteでもその時のまとめを投稿します。

❹学生が入社してもらうために、役割を伝える

そして、学生は入社後にどうなるか
という事を気にする傾向が強いので、
・この会社は何を目指しているのか
・入社することで、自分はどんな貢献ができるのか
・入社後の役割とは何か
などの内容を伝えていく必要があります。

ここには、「熱量」も必要となっていきますが、
・我が社は、このMVVで取り組んでいる

・将来、こんなビジョンで社会に貢献していきたい

・そのために、今このような課題がある

・だから、〇〇を解決してくれる人を求めている

というようなものをメッセージとして発信しなければなりません。

実例として、このような形で数十名の新卒採用に成功している福岡の企業もありますが、採用戦略の奥底に秘めた「熱意」というものがどれだけ学生に響くかというのも大切な要素になっていきます。

❺まとめ

新卒採用は25卒や26卒など直近の学生だけでなく、数年かけたプロジェクトで捉えることが今後何より必要になってくると思います。

こうした現状からしても、私のような学生の側にいる支援側も熱量を持って関わっていくことが今まで以上に重要ですね。

新卒採用支援やZ世代との関わり方でご相談のある方は、ぜひご連絡くださいませ!インターンシップをはじめ、多岐に渡りご支援できればと思っております。何卒よろしくお願いいたします!


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