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学び⑨村本由紀子先生「社会の空気と個人の心」

©Akiraseiastro 私の文章部分、無断転載・二次使用・無断翻訳公開禁止
※は私の意見部分

学びが好きなので観ました

印象に残ったメモ

①先生は社会心理学を研究しています

空気というのは今もトレンドのタームであると思います

空気を読むなどは今も頻繁に使います

山本七平のベストセラーもあります

暗黙の規範としての空気

空気とは自分たちで作り出すものでありつつ
自分たちの作った空気に規範としてとらわれてしまう

②多数派への同調

ソロモンアッシュの1951年の心理学実験

あらかじめ間違えた答えを言うサクラの存在によって、
真実ではない、32%もの誤答、同調が起きた

多数派2名になると同調
3名で一番安定した(それ以降増えてもあまり変化なし)
また多数派が全員一致することの効果は大きかった

集団生活で多数派であれという
プレッシャーは根深い
(※ここまででも
ノート書きこぼれはありますので
よろしくお願いいたします)

③社会現象としての同調

現実に私たちが生きる
職場、家族などの社会の空気は一方的に
影響を受け続けるような外界の刺激ではない

はだかの王様の例

空気を読んだ結果、透明の衣装を皆でほめそやす
が、子供が、王様は裸だよと言ってしまう

個々の人は他社の行動を手掛かりに自己行動を決定している
そしてここの行動が他者にとっても意思決定の条件になる
(※クラッシャー上司がいる職場では
毎日のタスクの中に、彼や彼女の逆鱗に触れないように
怯えた空気が支配するような場合もあると思う)

人々の間に集団のその場における双発特性がある
(※いい意味で空気がいいこともあるが
闇バイトを断れない反社や悪の雰囲気などもここに入るかも)

④多元的無知の問題

社会と個人の均衡状態

他者が攻撃的なら自分もそうしないと
今度は自分が臆病者とみなされ
(※臆病者と侮られたくないというのは
特に男性の恐怖に結びついていると思う)
被害者になる恐れもある空気も存在する、か?

他の人の行動が変わらない限り、
現在の行動を取り続けることが最も有利な結果をもたらす
(※例えば職場の先輩の「ここでは見ざる聞かざる言わざるだよ」
=新人のあなたは反抗するとかめんどくさいことしないでくれよ 
みたいな引継ぎや教えなどもここに入るか

その職場での最適なので
社会的には不適切な場合も多いだろう)


(※怖すぎる やばいところからは逃げようね

綾奈さんはがんばってしまったんだね…
ご冥福をお祈りいたします
労災で裁判で結論が出ることを望みます)

多元的無知
自分自身はいいとは思っていないが
他の人たちが暴力性、雰囲気を受け入れている場合
自分を殺して、集団にくみする
それらが受け継がれ維持される

(※ここにメンバーが固定される閉鎖的な環境とか
支配被支配の関係、
医師と患者とか先生と生徒とか
上司と部下という断りにくい関係性や
ホモソーシャルも入るかも)

⑤他者の選好の誤推測と
他者からの評判の誤推測

自分が思う許容するイメージと実際の違いが、誤推測

友達に付き合って飲んだけど、実は飲酒は好きでない
→言えない雰囲気
→ここでは、みんな飲むものだろう
→嫌でも酒を飲んでいるうちに好きになってきた

みたいな例

他者たちが好んでいるものを推測して
自分もそのものを選ぶ

最初の人が気に入って選んだ
次からの人は、じゃあ自分もそれでになる
(※同調でないと批判と思われないかと心配しての
同調行動
上司がビールなので俺もビール、みたいな
でも上司は
「こいつ媚びてるな、好きなもの頼めよ」と
実は思っているとか)
→他者の見誤り、ってことかな

では、空気の正体とは何か?

多数派、平均的な人々の考えとは何か?
それらは正しいのか?
信頼に足るのか?
(※昨今のSNSでの炎上と叩いていい雰囲気もここに入るような)

こどもひとりで世界を変えられるのか?

ヒントとして
集合行動の閾値モデル

また読むと分かりますが
個性がない集団に見えても
反応閾値の個体間変異は実際に存在している

最後に先生は谷川俊太郎の詩を皆様に



大変面白いですが総てを書けないので
結果含め先生の動画にどうぞ

結論を必ず書くと終わってしまうので残りは動画で、
という形式にしています

占い師の意見を少しだけ

アンデルセンは裸の王様の作者ですが
彼は牡羊座で
自分のはっきりとした発言で何かが変わる
という体験は
牡羊座は多く経験していると思います

12年前には初期短編が偶然発見

また集団での
バランスを取るのはホロスコープでは
DSCと6ハウスの役割です

協調性やコミュニケーション能力も
ここに入ると思いますし
例えば同人作家なら
自分と仲間の楽しみのみの
5ハウスのほうが大事ですが

本格的に出版して
メジャーデビューする人は
実はスタッフや事務所や編集者、
大衆に受け入れられる
必要があるので
6ハウスとDSCの活性化は必要です

ただし、そこには誘惑と罠もあり
集団や時代にあまりに迎合する人になると
個性が見えなくなり、個人としての
人生を生きにくくなります

私の個人鑑定には
名づけると「6ハウス繁栄クラブ」の人が多く
いらっしゃいます
雰囲気も印象も良く
他人からは「常にいい人」なのですが
「都合のいい人」でもあり
人に迎合しすぎて
悩んでいる方が多いです

こういう方は逆のところにある
個人の休憩所である12ハウスや
環境や他人で左右されない
ASCを大事になさる必要があるのです

12ハウスはウルフの言う「自分ひとりの部屋」です

私はここに太陽がいます

私のできる役割はここかもしれないな
と思うこともあります
12ハウスは回復の部屋でもありますので

Akiraseiastro






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AkiraSeiastro
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