警告! 知らなきゃまずい「クーラー」の危険性
ゴールデンウィーク前に気温が急に上がり、
いよいよ夏の気候が目の前まで来ていますね( ゚Д゚)
暑い気候で欠かせないのが
『クーラー』
ですよね!
最近はコロナウイルスに感染しないよう
予防・防止に努めたり、免疫力を高めたりしているとは思いますが、
この「クーラー」の使い方を一歩間違えてしまうと、
・自律神経の乱れ
・頭痛
・食欲がなくなる
・生理不順
・便秘
・免疫力を下げる
・体の疲れが抜けない
などの症状が出てしまいます
なので、
今日は夏も間近で、クーラーの使用頻度も上がってくるため、
「クーラー」との付き合い方
についてお話していこうと思います(^^)
〇 クーラー病に要注意!!
皆さんは
「冷房病(クーラー病)」
をご存じですか?
クーラー病とは、冷房によって起きる内臓の不調や
体の不調などの症状を総称して呼びます。
これは、医学的に使われていることばではなく、
一般的な用語として用いられています。
〇 クーラー病のメカニズム
人間は「自律神経」によって体温を調整しています。
寒いときは血管を収縮させて熱を逃がさずにして身体を温める
暑いときは血管を拡張させて熱を逃がして身体を冷やす
という働きがこの自律神経によってコントロールされています。
しかし、
暑い時期にクーラーをガンガンつけてしまうと、
屋外との気温差が激しくなり、体温調整が間に合わなくなります。
その結果、自律神経が乱れてしまい
血行不良や頭痛、冷え、疲労が抜けないなどの症状が出てきてしまいます。
これがクーラー病の流れになります。
〇 クーラー病の進行レベル
クーラー病の進行度は大きく3つあります。
①手足が冷える状態
体が冷えたことを感じはじめた状態。
血液が内臓にあつまろうとしているため、手足に冷えを感じる。
この段階は比較的軽症のため、この時点で体を冷やさない対策をしていくことが大切
②お腹が冷えた状態
末端の冷えが進行し、内臓が集まるお腹が冷え始めた状態。
お腹周りが冷え始めるので、腹痛、便秘、消化不良などの症状がでてくる。
③体全体が冷える状態
冷えが全身まで進行した状態。
お腹周りだけでなく、上半身まで寒気を感じる。
めまいや疲労感などの症状も出てくる。
この状態まできてしまうと、次から体が軽く冷えただけでも、
脳が過剰に反応してしまい、頭痛やめまいの症状が早い段階ででてきてしまう。
〇 クーラーの適正な温度は??
クーラーの温度は外の気温のマイナス4~5度が体に負担が少なく、
目安としては26~28度で、特に27度が適正な温度設定になります。
この理由は、
気温差が5度以上あると、自律神経が乱れやすくなるから
です。
5度以上気温差があると、自律神経がうまく機能しなくなり、
体の不調につながってしまいます。
また、
クーラーの風が人に直接あたっていた場合、
体温調整の機能が働かなくなるため、
風の向きはできるだけ人に当たらない上向きにしましょう(^^)
〇 クーラー病対策でやるべき3つのこと
クーラー病にかからないためにやるべきことは
大きく3つあります!
1.体を温める
当然といえば当然のことですが、
クーラー病にならないためには体を冷やさない工夫が必要です。
職場などでどうしても寒い環境下で働かなければならない時は
・厚い靴下をはく
・カーディガンや羽織りものを着る
・温かい飲み物をのむ
これらを徹底し、
夏は暑いからといっていつもシャワーで済ませるのではなく、
ぬるま湯にしっかり浸かる。
ぬるま湯に浸かることで、血流を上げるだけでなく
自律神経の乱れの大敵、「ストレス」も軽減することができるため、
夏場の湯船は大切です(^^)/
2.食生活を整える
冷たいものをとったり、暴飲暴食を繰り返してしまうと、
内臓の働きが低下するため、循環系が悪くなります。
その結果、体の内部から冷やす要因になってしまうので
バランスの取れた栄養を摂るようにしましょう!
3.運動をする
体を冷やさない工夫をしても、そもそもの体の熱量が低ければ意味がありません!
人間の筋肉には、体の熱を作る働きがあり、
脂肪には熱を逃がしやすく、温まりずらい性質があります。
女性に冷える人が多い理由というのは、男性と比べて筋肉量が少なく、脂肪がおおいからです。
なので、運動をして筋肉をつけることで体の熱を作ることができ、
体が冷えにくい状態を作ることができます。
〇 まとめ
クーラー病はまだまだ認知されていないですが、
クーラー病によって仕事を辞めたりする人がいるくらい、
進行が進むと自分じゃ手が付けられなくなってきます。
これまではなしたように、クーラー病にならないためには
生活習慣が大切になります。
・温度設定を25度以下にしない
・風向を上に向ける
・ぬるま湯に浸かる
・適度な運動をする
・暴飲暴食をしない
・冷たいものを摂りすぎない
これらを徹底し、
「クーラー病」
にならない生活習慣を身に付けましょう!