妊娠中の腰痛を改善する方法
※この記事は「整体師のカラダとココロの話」のラジオ収録台本となります。本編が気になる方は、下記のラジオをご視聴ください。
>>ラジオ「整体師のカラダとココロの話」
本記事(収録)で理解できるポイント
・妊娠中の腰痛の原因が理解できる
・今すぐできる妊娠中の腰痛対処法がわかる
妊婦さんへの整体実績
・産婦人科内での整体歴5年以上
・3000人以上の妊婦さんを整体
妊娠中に腰痛を起こす2つの原因
1、大きくなるお腹と自分のカラダが分離する
・「お腹が重い」と感じる方は感覚的にカラダとお腹が分離しているケースが多い
・これを理解する例として…
500mlのペットボトルを手に持つと500gの重さを感じる。
→飲み干せば重さは感じないし、体重が重くなった感じもないはず
「500mlのペットボトル」がカラダと一体化すると重みは抜ける
・妊婦さんでもお腹を重そうに動く人と、自分のお腹が大きかったことを忘れている人がいる。後者の方が腰痛にはなりにくい
2、重心(足裏の体重が乗りやすい位置)が定まらない
・わずか数ヶ月で10kg以上増えるのは妊娠中以外なかなかない
・お腹が大きくなったらなったなりの重心位置に体重が乗ると体は楽に動く
・とある産婦人科の先生は妊婦さんをハイキングに連れて行ったり、薪割りをさせたりする→カラダを使うことで一番楽な位置に体重が乗るようになる
・バランスボードなどを用いた練習はおすすめ
自宅でできる妊娠中の腰痛改善法
1、お腹に紐をゆるく巻く(さらしでもOK)
カラダとお腹が一体化する
※骨盤ベルトはよくないので、ぼくはおすすめしない
(妊娠中の骨盤ベルト理由)
筋力低下が起こり、体の動きがおかしくなる原因になるから
→改めて別収録で解説
2、腰痛が強くないなら凸凹した道を選んで歩いてみる
(例)河原、公園、軽い登山道など
念のため…歩くときは「母子手帳」と「スマホ」この2点があれば、万が一トラブルがあっても対応可能なので不安な方は持参しておく
・凸凹道を歩くと普段あまり歩かない方は恐らく筋肉痛になる
→この筋肉痛は「普段使いにくい筋肉」を使ったことによる筋肉痛なので、カラダの歪みは矯正される
3、あまりに痛みが強すぎる場合
まず産婦人科を臨時で受診→胎児に問題がないか確認
胎児、母体に問題がなければ妊婦さんを受け入れてくれる整体院などに相談
まとめ
・妊娠中の腰痛が起こる理由
1、大きくなるお腹と自分のカラダが分離する
2、重心(足裏の体重が乗りやすい位置)が定まらない
・自宅でできる妊娠中の腰痛改善法
1、お腹にゆるく紐を巻く(さらしでもOK)
2、凸凹した道を歩く
3、どうしても腰痛が激しい場合は主治医&最寄りの妊婦さん対応してる整体院などに相談を
記事執筆者紹介
整体庵大空 下大前陽介(シモオオマエ ヨウスケ)
<プロフィール:整体師歴18年>
スポーツトレーナー、トレーニングコーチ、プロ野球選手のサポート歴
スポーツ整形外科、産婦人科での施術を経て、整骨院開業。
現在は保険診療を廃止し自費診療で整体院を夫婦で営んでいます。
ファスティング歴10年以上、-25kgのダイエット経験者
定期的にファスティング講座をオンラインで開催しています。
妻(美容鍼灸師)、子供2人、猫1匹の5人家族です。
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