【これを知らないと一生悩む】バランスの良い身体とは?
おはようございます。
メルマガシステムの設定をミスってしまい
あたふたが止まらない整体庵大空の下大前です。
(おそらく解決しました)
さて。
本日のテーマは「バランスの良い身体とは?」という内容です。
いきなりですが質問です。
「バランスの良い身体」とはどんな身体だと思いますか?
筋肉のバランス、姿勢のバランス、仕事とプライベートのバランス
など…
色々なバランスがありますが、とかく「バランスの良い身体=健康」という連想ゲームが働く方が多いはず。
「○○○のバランスが乱れることで体調を崩すんですよね?」
「身体のバランスが悪いので整えて欲しいです」
僕の仕事柄、こんな言葉をよく言われます
でも、そもそもバランスの良い身体ってなんでしょうか?それがきちんと定義されてない状態では、バランスの乱れを整えることも崩れないようにすることもできないはずで。
それは、目的地のないカーナビに従って車を運転するようなものです。
一体どこへ向かっているのかわからないけど、とりあえずバランスを整えようとしていることになります。笑い話に聞こえるかもしれませんが、この話はバランスに限ったことではありません。
例えば、
『健康とはなんですか?』と聞かれて即答&明確に説明できますか?
『幸せとはなんですか?』と聞かれて即答&明確に説明できますか?
これをしっかり自分なりの言葉で説明できないのに、
「健康になりたい」
「幸せになりたい」
と頑張ったところで、一体どこに向かって進んでいるのか???だと思います。
話をバランスに戻しましょう。
バランスの良い身体を考える例として、筋肉のバランスについて考えてみます。両足の太さ、両腕の太さ、これらを比べたことはありますか?
左右で全く同じ人は一人としていません。必ず左右差があります。バランスの良い身体とは、左右の筋肉の太さが同じくらいの方がいいと言われたりもします。
結論から言うと、そんなのどっちでもいい。がぼくの答えです。ちょっと投げやりな答えですが本音です。
もう少し具体的に言えば、バランスは常に取れているとも考えられます。なぜなら「バランスが良い」という状況が、その人の身体よっても、その人の日々の活動内容や量によって、大きく変わるからです。
例えば、右利きでボールを投げるプロ野球選手なら左より右腕の方が太くないとバランスが悪いかもしれません。
右腕の筋肉が細いと肩をケガするかもしれませんよね?
(あくまで例えです。実際とは異なります。)
ひたすら左足で重いペダルを踏まないといけない職業の人なら、右足より圧倒的に左足が太くなっていることがバランスが良い身体かもしれません。
そんな方に左右の足の太さを揃えるように整体をしていけば、それこそバランスが乱れてケガをするかもしれません。
骨盤の左右差、、柔軟性の左右差、なども同じ。
「左右で関節の硬さが違うからバランスが悪い」
のではなく、『身体のバランスを取るために関節の硬さに左右差をつくってる』と考える方が圧倒的に自然です。
もし、左右差が少ない方がバランスが良くケガしにくいのであれば、両手でご飯を食べて両手で字を書いていれば左右差は綺麗になるかもしれません。
でも、世の中に両手でご飯を食べたり、字を書いたりできる人はいますが、そう言う人たちでも、僕らと同様に身体をケガすることは当然あります。
両利きの人にケガが少ないのであれば、ぼくも納得しますが、残念ながらそうではありません。
だとすると、バランスの良い身体とはどんな身体なのでしょうか?この答えは一度考えてみてほしいと思います。
答えはわからなくても、一般的にいう「左右の筋力差や左右のゆがみのない身体」がバランスの良い身体ではないことは、このメルマガでお分かりいただけたのではないでしょうか?
バランスが乱れた時にケガをする。
というよりも、
『乱れそうなバランスを正すためにケガをしている。』と表現した方がまだ正確です。
わけのわからない文面にみえるかもですが、これが身体の働きです。
ぼくたちの身体は、常にバランスを取ろうとする力が働いていることを
忘れずにいたいですね。バランスは意図的に整えようとする必要は全くもってありません。
整えようとすれば、まずバランスは崩れます。むしろバランスが崩れていることを自覚しているかどうか?の方が大切だったりしますね。
バランスは整えようとするものではなく、すでに整っているものであること。整えようとする働きが常にあること。そういう働きを大切にしてあげてください。
今回のメルマガ、ちょっと難しかった…
という方、ご安心ください。次回のメルマガではバランスつながりで「食生活のバランス」についてお話予定です。
そちらを読むことで今日のメルマガはより分かりやすいはずです。
今日も良い1日を!
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