手前〇〇

ちょっと久しぶりの投稿です。

先日、醤油のセミナーに行ってきました。
自宅でも作れるように、ということで
行ってみました。

一昔前は
手前醤油、手前味噌なんてものは
あたり前にありました。
「手前味噌」は「自分で自分のことを褒めること」
という意味がありますが、
自分で作った味噌を自慢しあってたことからできた言葉があるくらい
普通に作ってたものです。

で、この自慢しあってたということなんですが、
簡単にいうと、
「自分の味噌が一番おいしい」
ということだと思うんです。

でも、実はこれ・・・
当然なんです！

何故って？

味噌を作るときに素手で作ってたと思います。
すると、
「常在菌」が味噌に入っていきます。
味噌は麹菌でできています。
ですが、麹菌だけではないんですよね。
空気中の菌などもやっぱり入ります。

で、作る場所の菌や手の常在菌が入ると
同じ大豆、同じ麹菌でも
味が変わってきます。

住んでる場所の菌や自分の常在菌なので
自分に合うんです。
だから、「おいしい」と感じるんです。

カッコよく言うと
自分に合う、自分オリジナルのもの
が、できるんです。

なんだか作りたくなってきません？(笑)

醤油はいろいろ準備があるので
味噌の方が手軽かなと思います。

というわけで、
世の中の菌は悪い物じゃないんだよ
という話でした。

違いました。

手前〇〇の話しでしたね。
手前味噌や手前醤油は、菌からできていて
自分で作ったものが
常在菌などが入っておいしいよってことですね。

いいなって思った方はぜひ作ってみてください！
作るときは素手でやってくださいね。

ではまた。
読んでいただきありがとうございます。