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ハイランドを巡る旅_ネス湖とスカイ島を巡る

どうも!
セイタです!!
北京大学の修士課程で社会学を学んでいます。
現在はオックスフォード大学のOxford Institute of Population Ageingにて訪問学生として学んでいます。


この記事では、2024年12月17日~19日ネス湖付近のインヴァネスを拠点に観光したことについて書いています。スカイ島というスコットランド北部も観光しました。


このスカイ島というのは日本人の間ではそこまで有名ではなく、『地球の歩き方 2024~2025 イギリス』にもほとんど記載がありません。一方で、大自然を愛する中国人からは絶大な人気を誇り、Red Bookという中国のSNSでも多くの記事があります。



今回は中国人留学生3名と一緒に来たので、彼らに導かれるままに、ハイランドまでやってきて、スカイ島周遊ツアーにも参加しました。その時の経験談について書いていこうと思います。


この記事はスコットランドを1週間旅行した際のインヴァネス編となっています。この一連の記事の概略を知りたい方は下記の記事をご覧ください。



旅全体の日程は以下のようになっています。

12月13日:夜にエディンバラ着
12月14日:日中はエディンバラ市内を観光。夜に中国人の同級生3名と合流。
12月15日:グラスゴーに出発。正午に到着し、日中はグラスゴーを観光。その後、フォートウィリアムに向かう道の途中にある民宿で一泊。
12月16日:フォートウィリアムを観光後、インヴァネスに向かう。
12月17日:スカイ島周遊ツアーに参加
12月18日:インヴァネス市内とネス湖付近を探索
12月19日:朝一のバスでエディンバラに向かう。その後、エディンバラからリーズへ。

※太字の箇所がこの記事で取り扱う内容です。


インヴァネスについて

僕たちは3日間インヴァネスに滞在しました。この町はネス湖周辺を探索するときに拠点となる街です。


地球の歩き方には以下のような記載がされています。なお、人口5万弱の非常に小さな町です。

インヴァー(Inver)が河口を意味するように、インヴァネスはネス川(River Ness)の河口の町。スコットランド北部のハイランド地方では古くから中心都市だったが、歴史の表舞台に現れるのは、12世紀にデイビッド1世がインヴァネス城を築いてから。年間100万人の観光客が訪れるネス湖観光の起点となる都市だ。

『地球の歩き方 2024~2025 イギリス』p551


到着した時は夜だったので、非常に閑散としていました。ただ、ものすごい数のパブが営業していました。さすが観光都市です。


昼はこんな感じです。



InvernessではRIVER NESS HOTELに泊まりました!!
2人1部屋3泊で一人当たり£76.05でした!!1泊当たり約5000円なので、非常にコスパが良いと言えるでしょう。しかも、ホテルはバーやジムもついているようなホテルで、室内も居心地が良かったです。こんなホテルにこんな値段で泊まれるなんて、閑散期さまさまです(笑)




スカイ島周遊ツアー

インヴァネスに着いた次の日に僕たちはスカイ島周遊ツアーに参加しました。金額は£61.56(約12000円)でした。


朝の8時に教会の前に集合し、そこからバスで向かいます。イギリスなので朝8時でも真っ暗です、、


インヴァネスからスカイ島までは結構距離があります。なので、途中で色々なところに寄り道しながらスカイ島に向かっていきます。陽気な白人のガイド兼運転手がガイドしながら運転しています。


最初に有名な城であるアーカート城を訪れました。なお、地球の歩き方には以下のような記載があります。

ネス湖の湖面に朽ち果てた姿を映すアーカート城。1230年の建築だが、1296年にエドワード1世率いるイングランド軍に包囲されて破壊された。駐車場の下に位置するビジターセンターから入場し(クルーズで来た場合は城に直接入れる)、建築当初の模型や、城に関する展示を見てから城へ下りていこう。跳ね橋を渡って入った場内には、礼拝堂跡や厨房などの廃墟が残る。一番保存状態のよいグラント・タワーからはネス湖のすばらしい景色が望める。

『地球の歩き方 2024~2025 イギリス』p554

ただ、9時半Openなので遠くから眺めることしかできませんでした。。それでも壮大さが伝わってきました。



その後はエレン・ドナン城という湖にある城を訪れました。城の中は有料ですが、城の周囲は無料で見学できます。天気こそ悪いですが、インスタ映えスポットです。


その後、一定の頻度で車を停車し、5分ほど当たりの風景を見たら、出発というルーティンを何度か繰り返しました。


どこも景色が非常に美しいです。また、牛さんもいました(笑)


12時過ぎくらいにようやくポートリー(Portree)というスカイ島の観光都市に到着しました。


この街にあるおしゃれな内装のカフェで軽くご飯を食べました。

このパンに色々乗っかったカフェ飯がなんと£13.5(約2600円)です。やはり高いですね、、



その後、スカイ島の観光名所を車で観光していきました。まず、一枚目の写真はハートレイクと呼ばれています。形がハートに似ているからです。


この峠にも名前がついていた気がします、、


非常に壮大な滝です。


このような周遊を終えて、夜の7時くらいには帰ってきました。
以上がスカイ島周遊ツアーの概略になります。大自然の風景が好きならば参加する価値はあると思いますが、そうでないのであれば別に行かなくていいかなといった感じです。あと、天気が悪かったのもマイナスでした。



ネス湖周辺の探索

次の日はインヴァネス市内とドロナムドロケットを観光しました。


インヴァネス市内

地球の歩き方には、インヴァネス市内はインヴァネス城とインヴァネス博物館&美術館が掲載されています。インヴァネス城は改修中なので、博物館と市内のマーケットを巡ることにしました。

改修中のインヴァネス城


インヴァネス最大のマーケットはVictorian Marketです。ここでお土産やお肉、魚などいろいろなものが買い揃えれます。


ネス川もインスタ映えします。


インヴァネス博物館&美術館は『地球の歩き方』に以下のような記載があります。

インヴァネス城の裏側にある近代的な建物。ハイランドに関する歴史や文化、自然を多角的な観点から解説している。2階部分はジャコバイトなどハイランドの歴史に関する展示。美術館部門はスコットランド人画家による風景画のコレクションなどが見られる。

『地球の歩き方 2024~2025 イギリス』p554


館内はそこまで広くありませんが、ハイランドの歴史が簡潔にまとまっていて、楽しめます。ここの展示を見ると、スコットランド内でもハイランドとローランドは異なるアイデンティティを持つのだなと感じました。



ドロナムドロケット

ここはインヴァネスからバスで30分くらいの場所にある閑散とした街で、ネッシー関連の施設があります。地球の歩き方には以下のような記載があります。

ネッシー関連のアトラクションやネス湖クルーズなどが楽しめるネス湖観光の中心。インヴァネスからバスは郵便局の近くに到着する。アーカート城は中心からさらに3.5Kmほど離れている。

『地球の歩き方 2024~2025 イギリス』p552


まずはこの前日に行けなかったアーカート城に行こうと思ったのですが、冬季は16時半閉園かつラストエントリーが45分前のため入れませんでした、、


その後、少し距離があるドロナムドロケットまで歩いていきました。道中は自然豊かで凄くきれいでした。


4時半ころにようやく到着しました。緯度が高いので、この時間でもすでに真っ暗です。


ネッシーランドは地球の歩き方では17時閉園と書いてましたが、16時40分にはもう閉まっていました。ただ、ここはグーグルマップでの評価が低いので行く必要はあまりないともいえます。



ネス湖センターは冬季は15時に閉まります。なお、それ以外の季節では17時に閉まります。


この町は人口自体が少ないのもあって、非常に閑散としていました。町を端から端まで歩いても、1人のランナーに出会っただけでした。冬は観光シーズンではない上に、日没も早いのですぐに家に籠るのでしょうか??



レストラン

最後に、インヴァネスで食べたレストランを紹介させていただきます。


Lucky Bowl

ここはインヴァネスにある中華料理屋です。グーグルマップの評価も低かったのですが、ノリで行くことになりました(笑)中国人は中華が好きなのです。

なお、料理は全然おいしくなかったです。中国料理を人生で数えきれないほど食べてきましたあ、下から数えた方が早いくらいでした。ただ、人口5万に満たないスコットランドの辺鄙な場所で食べれるということを考えるとぜいたくは言えないと思います。


金額はこれだけで約£79.53(約15000円)で、WeChatで払うと少し割引されました。なお、水もしっかりとお金を取られました。



Gellions Bar

ここは自称インヴァネス最古のパブです。音楽バーで、ずっとライブミュージックが流れていました。ビールも£6くらいなので全然コスパよいとも思います。パブに行きたい人は是非行ってみてください。




SUSHINESS

ここはチリ人のオーナーが経営している日本料理屋です(笑)そのため、スコットランド、チリ、日本の旗が飾られています。グーグルマップで4.9だったのでここに来ることにしました。


頼んだのは「Panko Ebi Tempura」で£13.9(約2700円)です。日本円にすると高く感じますが、現地の物価を考えるとファーストフードの金額です。

味はめちゃくちゃおいしかったです。エビ天ロールをさらに揚げるという中も外も揚げ物なフライド寿司というイカれた料理ですが、癖になります。スコットランド1週間の旅で一番おいしかったかもです。



McBain's by the River

本当はこの近くにあり、地球の歩き方でも紹介されている「マスタード・シード」という店に行きたかったのですが、開店直後に行ったにもかかわらず、すでに予約でいっぱいでした。。なので、そこからすぐ近くにあるこの店に来ました。


雰囲気の良いお店です。


2コースで£19.95(約3800円)を頼みました。

前菜はチーズに野菜がメインの料理であり、クルミやバジルのソースがモッツァレラチーズと調和し、非常に美味しかったです。また、フィッシュアンドチップスも揚げ具合が絶妙で身もほくほくしていて、楽しめました。ミントソースとタルタルもGoodです。



Love Dosa

ここはインヴァネス最終日に訪れた店で、路地裏に隠されていて非常に分かりづらかったです。グーグルマップで高評価でなければまず来なかったです。


店内はインド系のお客さんばかりで、この店への期待も高まります。


この店の看板メニューはきっとDosaなのでしょうが、おなかが減っていたのでChiken Biriyaniを頼めました。金額は£14.4(約2800円)です。唐辛子マークが二つ付いていたのですが、そこまで辛くはありません。スパイスがほのかに効いていて美味でした。

一緒に行った中国人の内2人はカレーを頼んでいたのですが、カレーにはご飯が付いていないので、別途頼む必要があります。また、量が少し少ないので男性はおなか一杯にならないかもしれません。一緒にいた中国人(男)は足りなかったようで、ご飯が無料でお替りできるか聞いていました(笑)少し恥ずかしかったです。。


以上がインヴァネスで僕たちが行ったレストランになります。結局ほとんどイギリス料理を食べていません(笑)個人的にはSUSHINESSがめちゃくちゃおいしかったので、お勧めです。



それでは本記事は以上とさせていただきます。
また、この記事でスコットランド旅行編も最後となりました。ここまで読んでいただきありがとうございました。スコットランドの他の記事にも興味のある方は下記リンクからご覧ください。




以下、エディンバラでの滞在について執筆しています。



以下の記事では、グラスゴーからハイランドへの移動について書いています。




以下のマガジンでは、自分の旅行記について執筆しています。



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