ソウルからの北京入国_①ソウルでの渡航準備
どうも
セイタです!!
北京大学修士課程で社会学を学んでいます。
この記事では、中国渡航に向けてどのような手順が必要となるのかについて書いていきたいと思います。
自分がなぜ韓国から北京に渡航したのかについては下記記事をご覧ください。
ソウルでの生活
まず、ソウルでの生活についてなのですが、自分は心優しい友人がいたので、友人宅に泊まっていました笑
なので、宿泊費0円です!!
そんなに都合よく韓国に友人がいることはないと思うので、ホテルに泊まる人が多数派かと思います。そもそも航空券が安いからソウル経由を選んでいるのに、ホテル代がかさんでしまうのが嫌だという人はコシウォンを使いましょう!!
快適とは言えませんが、1泊2,000円程度でキムチやご飯が食べ放題です。
PCR検査
自分が中国に渡ったタイミングでは、PCR検査が48時間前と24時間前の2回必要でした。しかも、その2回は別の検査場で受けなければならないという鬼畜ルールがありました。
※現在は48時間前の1回で大丈夫です。
中国は政策がコロコロ変わるので、随時最新情報にアクセスしておきましょう!本当は大使館や外務省が出している情報を見るのが最も信頼性が高いのですが、お役所のサイトはとにかく見にくいので自分は日本橋夢屋という代理店のサイトを参考にしてました。
中国|渡航情報(必要な渡航書類、ビザ申請、航空券手配、PCR検査、健康コード、入国・検疫等の手続き手順)
PCR検査は中国政府が認める病院で受ける必要があります。在韓中国大使館のサイトを訪問すれば載っているのですが、めんどくさかったので、韓国在住の中国人に聞きました。韓国に友達がいない人は下記の病院のどちらかをご利用ください。ともに自分が使用した病院で、日本語ができるスタッフがいました。
PCRテストの金額はどこも65,000ウォン(約6,500円)のようです。日本だとどんなに頑張って安いところを探しても10,000円強で、基本的には20,000円弱くらいかかることを考えるとかなりリーズナブルだと思います。
一応注意点としては、事前に携帯からの予約が必要です。1時間単位での予約が求められるのですが、自分は1時間程度ずれたタイミングでいっても問題ありませんでした。なんなら、予約せずに行ってもその場で携帯から予約すれば問題なさそうです。
ただ1点気を付ける必要があります。
それは韓国で使えるSimを用意しておくということです。
自分は値段が安かったので、China unicomの下記のSimを購入したのですが、電話番号が香港のものだったため、予約の際に使えませんでした。結局友人の携帯電話の番号を借りたので事なきを得ました。韓国の電話番号が使えるSimカードを購入しておいた方が無難です。
無事に検査が終われば早ければその日の夜にはSMSで検査結果が出ます。検査結果がSMSで来るので、韓国の電話番号はやはり必須です。
以下のような診断書が出るので、スクリーンショットしておきましょう!!!
空港での出来事
2回のPCR検査でともに陰性だったため空港に向かいました。自分はソウルから北京への南方航空をとったのですが、大連経由の便を購入しました。二日遅らせれば、直行便もあったのですが特に何も考えずにこの便を買いました。この選択が間違いであったと気づくのにそこまで時間がかかりませんでした、、、
まず、当日の朝に念のため確認すると、以下のような画面が出ていました、、
これが空港に着いた後に気づいたのですが、どうやら大連から北京行きの便が次の日に変更されてました、、、
ちなみに、この後も何度か南方航空の便はフライトの日程が変わってましたが、全く連絡が来ませんでした。。。
ただ、受付に行くとどうやらソウルから大連行の便はあるみたいなので、それに乗って、とりあえず大連に行くことにしました。ちなみにですが、荷物預け入れのところにとんでもない行列ができてました。多分100人くらい並んでました。なので、出発時間の3時間前くらいには空港にいた方が無難です。
列に並びながら、健康コードを取得していきます。
中国ではこの健康コードがないと何もできません。この健康コードは地域ごとによって発行されており、例えば、大連の健康コードは北京ではつかえません。PCR検査で陰性が出たら、48時間は健康コードが緑色になり、行動の自由が認められます。先進的な管理国家ですね☆★☆
中国では健康コードの発行に携帯電話番号が必要なので、携帯電話番号がなかったら、そこで詰みます。
この空港でも税関用と中国本土用で二つの健康コードを要求されます。「一つに統一しろよ」と心の中で舌打ちしながら、健康コードを発行していきます。
上記二つの健康コードが無事発行できれば、ようやく飛行機に乗ることができます。
ちなみに、飛行機に乗ると別世界に紛れ込んだような気分になります。
なぜなら、
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CAさんがみんな「大白」だからです笑
本当にディストピア物のSF小説の中に紛れん混んだような気がします。
感染症、国民への管理、自由の制限、独裁政治、、、
今後の中国での生活が少し不安にはなりましたが、それでも待ちわびていた中国なので、ワクワク感も大きかったです!!!
そのワクワク感がなくなっていった過程については次の記事で書いていきます。
ここでいったんまとめると
・ソウルでPCR検査を受けるためには韓国の電話番号が必要
・中国へは直行便を選んだほうが良い。
・中国で健康コードの発行のために、中国の電話番号が必要
となります。
それでは、次の記事では大連での隔離について書いています。
引き続きよろしくお願いいたします。
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