全ての物はレンタル契約
96日目。
僕はミニマリストとして、どうしたらモノを手放しやすいか考えている。
そんなとき、仏教はこんな風に教えてくれた。
「この世に『自分の物』は一切無い」
この教えについては、そもそも『自分』とは何なのかから始まるけどその辺はカット。
ここで言いたいのは、『自分の物』なんか無いってこと。
お金を払ってるとか、所有権があるとか言っても、例えば泥棒相手にそんなのは通じないよね。遠慮なく持ってく。
『自分の物』なのに、他人はいとも簡単に持っていくことができる。『自分の物』なのに壊れてしまう。『自分の物』なのに捨てることができる。
『自分の物』ってなんだろうね?
でも、ただ『自分の物』じゃないって否定するとどこか心は納得いかないね。だから、そこは『レンタル契約』って思うことにしたんだ。
払った金額は、物を借りる金額。物が離れていくのは、レンタル契約が終了したっていうこと。
どんな物だって、いつかは手放す時が来る。それは、『自分の物』じゃなくなったからじゃなくて、レンタル期間終了のお知らせ。
物は買ったんじゃなくてレンタルしてる、手放すその時まで。レンタル料金は前払い。だったら、しっかり使わないとね。映画のDVDを借りたのに、観ないで返す人はいないもんね。
物に『自分の』なんてものは付かない。全てレンタル。いつかは返す時が来る。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
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