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遅くなりましたが、留学総括を少し。

今日は、留学の総括を少しと少し留学先の大学を紹介したい。

留学総括の前に、自分が行った大学を紹介したい。

その名はカナダの東部、ニューブランズウィック州にある、
Mount Allison University(マウント・アリソン大学)

州の90%は森林で、その中のサックビルという街に大学はある。大学の他には、レストラン、スーパーマーケット、薬局、カフェ等、必要最低限の建物だけだ。

日本から、乗り換え時間も含めて、約16時間くらい。羽田空港からトロント空港、それからトロント空港からモンクトン空港、そしてバスで空港から1時間の場所にある。まぁ最初は驚いたけど、なかなか住み心地はよかった。

学校内のカフェで毎日勉強に励んでいた。これがカフェからの眺め。休日は、アメフトやサッカーの試合があるため、勉強しながら試合を観戦していた。まぁ、もっと何か詳しく知りたい人がいれば、連絡してして下さい。

さて、大学紹介はこれくらいにして、本題の留学総括に入りたい。明日で帰国から2ヶ月が経過する。未だにこの街に戻りたいなと思っている自分がいる。

冒頭にも書いたけど、留学に行くなんて、考えてもいなかったから、当たり前のように、留学に行く1週間前くらいからは夜も眠れず、不安との戦いがあった。8月26日、伊丹空港で家族とお別れをし、羽田空港へと向かった。羽田空港で2時間ゆっくりしたら、いよいよカナダへと出発する。ずっと忘れはしない、トロント空港の入国審査。なぜか、不備のため別室に連れて行かれた。不安がいっぱいある中で、もう入国出来ず、終わったとも一人で勝手に思っていた。でもなんかよくあることらしく、無事にカナダ入国できた。そこから103日間のカナダでの生活が始まった。

留学総括1つ目、海外から見た日本。

日本以外で日本語を母語として使われている国はない。だから、海外で日本語を勉強している人は、日本に何かしらの興味を持っている人が多い。実際に、カナダ滞在中、日本を知らない人はいなかった。日本の素晴らしさ、日本を誇りに思った。ある日1人の女性と話していた。いつも通りに、どこ出身?と聞かれる。日本だと。逆に聞いた、どこ出身か?彼女は答えた。アイルランドだと。アイルランドという国は知っている。しかし、何があるのか、何が有名なのかも分からない。そう、これは自分だけかもしれない、他の人はアイルランドをよく知っている人もいると思うし、加えて、自分はアイルランドの他に世界中で知らない国は山ほどあるだろう。逆に、世界中に日本を知らない人だっているだろう。また別の日、薬局でレジを待っている時、後ろに並んでいたおじちゃんが声をかけてきた。日本出身か?と。そうだ、日本のどこだ?と聞いてきた、大阪の近くだと言った。そのおじちゃんは、お好み焼き大好きなんだと言っていた。自分がお好み焼きを生み出したわけでもないが、なぜか嬉しくなった。日本を知ってくれている人がこんなにもいる。でも、よく聞かれる。

日本ってどんな国なの?って。

考えた、でもよく分からない。食べ物が美味しい国、サービスがすごい国。こんなことくらいしか出てこなかった。自分自身に失望した。日本ってなんだ、いま政治、経済はどうなってるんだ。カナダの人は、国を誇りに思っている、自分らしさを持っている、生きるために学んでいる。まだまだ、俺は学ばないといけない。

冒頭にも書いたが、日本語は日本以外で母語として使われていない。そう、これこそ俺が留学で気づいたことでもある。詳しく説明しよう。

例えば、日本で海外からの観光客を見かけると、ほとんどの人は英語や日本語以外でその人たちに話しかけると思う。しかし、なぜ?

答えの一つとして、日本がグローバル社会に変わった。

海外からの観光客が年々増え、飲食店、交通機関で、日本語、英語の他に韓国語、中国語などの表示がされていることが多くなってきた。俺らが海外に行って、日本語で説明などが書いていたらどれほど便利か。それと同じ感覚だろう。

先ほどの例に戻ろう。

なぜ、日本語で話しかけないのだろう。

日本語で話しかけている人もいる。全員が英語で話しかけないのはわかる。しかし、カナダでも話していた言語は英語。俺は前にグアムに行ったことがあるけど、グアムは日本人観光客がめちゃくちゃ多いから、日本語を話せる人がめっちゃ多い。でも、ほとんど英語での会話だった。日本にいる、海外からの観光客にも英語。日本人以外日本語で話す機会はないのだろうか。これらの背景には、歴史が関係してることや、先ほど述べた、グローバルなどの影響が強いかもしれない。

でも、俺は思う。日本らしさ、素晴らしい日本であるからこそ、日本語にも誇りを持つべきじゃないかと。

そりゃ、英語、中国語、スペイン語、フランス語等、他の言語の方が世界中で多く話されているだろう。これらを話せれたら、自分の世界も広がるだろう。でも、でも、日本の日本らしさを無くしては、日本の素晴らしさが欠けていく。日本を、俺は留学で学んだ。いや、まだ学んでいる途中だ。

誰もが誇れる日本を創っていかないか。

まだもう少し総括の続きを綴りたいと思う。次回もご覧下さい。

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