高校の学費支援を学校ではなく個人に支援する提案
趣旨
高校の学費補助金を学校に支給するのではなく、個人に支援することで個人がどこで何を学ぶか選択しやすくなり、競争を創出する。
背景
高校の授業料無償化を各自治体で行っているが、基本的には学校法人に支援することで授業料無償化を実現している。
※1 大阪府の支援制度
https://search.yahoo.co.jp/amp/s/czemi.benesse.ne.jp/open/nyushi/exam/27/feature/1276092_13746.html%3Fusqp%3Dmq331AQIKAGwASCAAgM%253D
その場合学力やスポーツなど様々な分野で特に突出していない学校も、ライバルは似たような学校だけになるので比較的問題なく経営できる。
そうすると教育機関の間に競争が生まれにくいので、学校側がより質を高めようという努力が起きにくくなっている。
市場の原理を持ち込むことで質の高い学校が生まれやすくなる。
一方今の時代は、高校生が塾に行くケースが多い。その塾も多様化しているし、質も高い。
そうであれば、塾によりお金をかけたい家庭も多いのではないか。
よって個人に支援金を給付して、どこにどれだけの教育資金を使うか個人が決めることができれば、より質の高い教育が受けられると考える。
以下のような例が実際に起こると考える。
学校は公立の高校に行き、塾に支援金をいっぱい使って勉強に力を入れる。
また学校の外のスポーツクラブに通い、スポーツにより力を入れるということも、資金を支援することでやりやすくなる。
そうなれば学校側も塾などにお金が流れないように必死で質を高めるだろう。また質の低い学校は淘汰され、質の高い学校に生徒が集中しやすくなる。
結論
各家庭、個人に支援金を給付し、どこに使うかを自由に選ばせる。学校も塾やスポーツクラブとも競争して教育の質を高める。
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