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オニク真理教の教義:ビタミンB12


オニク真理教の教義「動物性食品を食べないとビタミンB12欠乏になる」

お肉を食べなければならない理由とは?
「動物性食品を食べないとビタミンB12欠乏になる」
という尤もらしい理由がよく引用されます。

一見、科学的な見解のようですが、
実は全然違います。
ですから、私はこの尤もらしい理由を、
オニク真理教というカルト教団の教義であると認識しています。

複雑に入り込んだ事実を経た末に結論に到達することもあるものですが、
現代科学界の傾向に、
「そういった複雑な事はヌキにしよう」
そんな思想を持った流派が主流となっているのです。
これを「還元主義」というそうです。
彼らはビタミンB12が有るか無いかで結論を導きます。

現代科学会が非常に軽んじてきていた分野があります。
「栄養」に関する分野です。
栄養とは、総合的な栄養素の絡み合いを経た結果現れるものなのです。
いい栄養もあれば、悪い栄養もあります。
栄養と癌の因果関係についての研究が行われ始めた1800年代では、真剣にヒトの体内で起こっている栄養学的な事象に立ち向かう事は、あまりにも複雑すぎて科学で追及することは不可能な事でした。
それで、癌の原因は栄養的なものではなく、
単純明快な毒性を示す単離成分か病原菌によるものでなくてはならない!という流れに傾いていったのです。
その結果、
Aという成分が悪いかも.…という研究が発表されると、
「A抜きの製品(A FREE)で儲けまひょ♪」と、経済界との絆がますます強くなっていったのです。
その成れの果てが現在です。

ビタミンB12は善玉菌によって生成される

ビタミンB12は動物性食品に含まれる栄養素です。
しかし、そうだからと言って、
「動物性食品を食べないとビタミンB12欠乏になる」
という教義に科学的根拠は皆目ありません。

なぜなら、動物性食品の他にも、ビタミンB12の供給源はあるからです。

それが、
善玉菌のフローラ(腸内細菌叢)です。
善玉菌が正常に繁殖した腸内環境では、彼等がしっかりとビタミンB12を供給し続けてくれるのです。

ここで、善玉菌のフローラが根付かない食生活習慣を挙げねばなりません。
悪い食生活習慣をしていますと、善玉菌にとって不適切な環境となるからです。
善玉菌は酸素を好む好気性菌です。
酸素濃度の低い環境は嫌気性菌(いわゆる悪玉菌)が好む環境です。

善玉菌フローラを根付かせるために

善玉菌フローラを根付かせるためには以下の事を避けることが必要です。
※オニク真理教の信者さん方への強制ではありません。信教の自由はヒトを殺めるなど、度を越さない限り認められていいものです。

● 生のままで、全体食を心掛ける
 非加熱で、自然形態の酵素をしっかりと戴くことが大切です。
 加熱調理により食品に含まれる酵素は破壊されるので、食品自体に含まれる消化酵素が不足してしまいます。
 こうなると、酵素は身体のリソースを使用せねばならなくなってしまうため、好ましくありません。
 しかし、行き過ぎない加熱調理によって、より吸収されやすくなる栄養素もあるため、適宜、生の全体食と合わせて戴くといいでしょう。

● 腸内環境を乱す食品は避ける
 その代表例が動物性食品です。
 動物性食品摂取により、腸内では
 ・硝酸
 ・硫酸
 ・リン酸
 ・尿酸
が発生してしまいます。
 これにより、悪玉菌が好む腸内環境へ変わってしまい、彼らが優位に立つと、彼らが宿主(ヒト)に指令を出し始めます。
 嗜好のコントロールです。
 お肉が食卓に並んでいなかったり、充分な量が無いと彼らにとっては生命の危機なのです。
 悪玉菌によるコントロールが始まると、人間が悪玉になります。
 善玉菌によりコントロールされているヒトは争わない性質です。
 あれ?縄文人が狩猟中心の生活をしていたって、本当ですかね?
 オニク真理教の教義に、「人類は須らく肉食でなければならない」というのがあると聞いていますが、縄文人文化まで彼らの教義に沿ったものであるという工作活動が実しやかに行われていますが、カルトの勧誘には十分に気を付けてくださいね。

 つぎに、糖分、糖質、甘い物です。
 これには、穀類、甘みのある果物、アルコール飲料、ミネラルたっぷりのハチミツ、黒砂糖も含まれています。
 これらを「糖」と表現することにしますが、
 糖が腸内で発生させる酸に、こういったものがあります。
  ・アセトアルデヒド
  ・メタノール
  ・アルコール
  ・乳酸
 これらも腸内環境を悪玉菌が好む環境へと変えてしまいます。
 悪玉菌とは、エイリアンの様な、よそから来たものではありません。
 実は、
 環境に応じて、ヒトの体細胞を構成している微小生命体がフォーメーションを替えるだけなのです。
 昨日まで赤血球だったものが、環境悪化に伴い炭疽菌等に変形するのです。
 その逆だってありです。
 これは仮設ではなく、実際に顕微鏡下で観察された現象なのです。

プロバイオティクスなど栄養補助食品への過信

腸内環境を正常に整えるポイントは、
植物ベースの全体食を生で頂くことです。
これを安易に、若しくは商業的理由によりサプリメントで達成しようとすると、逆に、腸内環境を乱す結果につながる例が実測されています。
サプリメントによるコントロールは、腸内細菌の詳しく実直なお金に振り回されない専門家を傍に置いて、彼らの管理下に於いて慎重に事を運ぶことが必須であるとされています。

これら、悪玉菌が優位になる食品は、彼らのエサなのです。
善玉菌が根付いていないヒトは、ビタミンB12不足に陥ってしまいます。

今回ご紹介したもの以外にもまだあるのですが、今日は一先ずこの辺でおしまいにしておきます。


※動物性タンパク質摂取は発癌性物質よりもはるかに発癌の危険性が高いことが下記記事で紹介されています。

参考資料


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