見出し画像

指でつまむは、ペンか振り子か 10 ~キャプション芸というものがありまして~

前回に引き続いて、YouTubeの動画の話。

モデルさんに協力してもらって、1本数分の催眠動画を10本くらい撮影しました。
実は撮影は苦手で、前回はアングルで失敗した反省を踏まえ、今回は対策もばっちり、のはずだったのですが……保存したデータを見返してみると喋り声が小さい……! 音はノーチェックでした。
ネットで検索した「元動画の音声を大きくする方法」をいろいろ試したものの、全て失敗。不本意ながらオリジナルの音量で公開することになったのでした。

すっかりしょげていたんですが、とあるネット記事を見て元気づけられました。それは、
「多くの人はYouTube動画を音声ミュートで観ている」。
なにかをしながら観る人は音を消して流しっぱなしにするそうで、そうなると音の大小はあまり関係ありませんね。少し励まされました。

しかしその代わりに必要になってくるのが、字幕です。
動画の出演者がなにをしているのか、注視しなくてもわかるようにするために必須なのだそうです。まぁ普通のテレビでも,いまはテロップを付けることが多いみたいですからね(家にテレビがないのでよくは知りませんが)。

ということで、普通に動画を公開するだけでも本来もの書きの自分にとってはハードルが高いのに、それに字幕を付けるという難技に挑戦することになったのでした。

とはいえ、ビジュアルに字を添えるのは嫌いじゃありません。
ここはひとつ、面白い字幕を……と思って思い出したのが、バラエティ番組「乃木坂工事中」のキャプション。まるでコントのツッコミのような粋なコメントを絶妙のタイミングで挟んでくる、あれくらい面白い字幕が付けられれればなぁ。そう思って果敢に挑んでみたものの、やはり難しいものです。キャプション芸は一日にしてならずということでしょうか。
まぁ、新しいことを始めるたびに極めたいことが増えていくのは、きっと良いことなのでしょう。

ぜひ、粋でいなせな字幕職人を目指したいと思います。


いいなと思ったら応援しよう!