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過去の記憶が疼く町角にそれはまだあった。もう珍しくなった公衆電話ボックス。深夜にサディス…
駅前のベンチであの人を見つけるのが朝の日課。進学校の制服が似合う彼を車両でチラ見するだけ…
今夜も彼女はバス停に立っている。来るバスをどれも見送り、どこか悲しげに佇んで。夜が更け僕…