髄膜炎.GM高度耐性(救急内科d12)
#高血糖高浸透圧症候群
#2型DM (HbAlc12.7)
--持続型インスリン20単位,主食量スラ
#E .faecalis 菌血症(7/25 BCx,GM高度耐性株)
#痙攣重積 ,E.faecalis 髄膜炎(7/26LP)
--r/o IE
--20/7/29-ABPC 2g,q4h
--レベチラセタム 1000mg/d
#心房中隔欠損症
#多発脳梗塞
--r/o小脳梗塞企図振戦
#甲状腺機能低下症
--レボチロキシン100μ/d
#会陰部カンジダ症
--7/28-ラノコナゾールクリーム
#うつ病
#水頭症
#黄斑浮腫
#ラトケ嚢胞
#くも膜下出血既往 (20年前)
#虫垂炎の既往 (詳細不明)
転棟時左上肢に振戦あり
デバイス:末梢静脈ライン,尿カテ,
VPシャントあり(20年前からin,10年前に切れてそのまま留置されている.感染源の疑いではあるが,なぜ長期留置のまま今回のみ感染となったのかは説明がつかないため,focusと言えるかは△)
腸球菌のエントリー不明確(尿培-)
糞線虫感染←九州滞在歴,海外渡航歴聞く
アンピシリン高用量を最低2w
現病歴:
元々痙攣発作何度もあり.意識障害,会話困難のち全身痙攣と嘔吐.
症状遷延し嘔吐に血が混じっていたため救急要請.ショックバイタルで搬送中全身性強直性痙攣と右共同偏視認め,頭蓋内病変疑われた.頭部CT,MRIで小さい脳梗塞のみで有意な初見なし.炎症反応高値で敗血症疑い.精査目的でICU入院.
本日ICUから病棟ER転棟
VPシャントから髄液採取
研究用:髄膜炎,脳震盪etcはオキシトシン低下で覚醒が低下するのN=1を提出
A: シャント術
多くの場合は、拡大した脳室にカテーテルを挿入し、髄液を他の体腔に流して脳圧をコントロールするシャント術を行う。シャント術は通常脳室腹腔シャント(V-P shunt)を選択します。その他脳室心房シャント(V-A shunt)、腰椎くも膜下腔腹腔シャント(L-P shunt)、脳室胸腔シャントなど。
シャント合併症:
シャント感染は一般的には5-15% 程度。シャント感染は術後1ヶ月以内に3/4が発症し、90%が1年以内に発症。起因菌は皮膚の常在菌が最も多く、表皮ブドウ球菌がシャント感染の原因菌の約60%。次いで黄色ブドウ球菌が約30%で、その他大腸菌などが続く。主な症状は易刺激性と食欲不振で、主な徴候は軽度発熱とCRPの上昇。
黄色ブドウ球菌では、シャントシステムの経路に沿って発赤・腫脹を認めることが多くある。
治療:直ちに、シャント抜去、外ドレナージ、抗生剤。
https://square.umin.ac.jp/neuroinf/medical/601.html
腹腔使えない人は:
1.胸膜,胸腔
2.膀胱(子供)
3.動脈