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【マーケ】020-広告で露出を増やす:脳科学マーケティング100の心理技術

視聴者が関心を持たず、広告を見たことさえ思い出せない場合は、どうだろうか

・記憶されるブランドの条件

サブリミナル・メッセージ
広告が機能する仕組みについて、従来の理論は、効果が出るように消費者によって意識的に情報処理がなされるべきである仮説。
言い換えると、広告は私たちに「考えさせ」たり記憶させたりするものであるべき
そこに至らなかった広告は役に立たないものと見なされる。

・意識の上で気づいていなくても広告を処理している
・感覚的による連想はとりわけ強力である
・購入を決める際に、記憶されたブランド連想が大きく影響している可能性がある

・無視されるテレビCM

被験者がコマーシャルを思い出せるかどうか
被験者は9万7000人、CMは512本
L結果、広告に関心を腹い、内容を描写できた被験者はブランド認知の変化は平均7.3%
L興味深いことに、広告にほとんど、あるいは全く関心を払わなかった被験者のブランド認知に前向きな変化が見られた

・早送りブランディング

早送りで飛ばされるCMでさえ、インパクトあることがわかった
早送りされたコマーシャルのインパクトは、視聴者がその広告を通常のシク度で最低1回見たことがある場合、最も高くなるということ。
L一度普通に視聴していると、早送りされた映像を見ただけでその内容が想起されるらしい
L広告が2回目以降「飛ばされ」ても、通常の速度で見た場合とほぼ同等の効果を発揮する

・見ることなくブランディングする

人間には主要な資格処理システムに加えて、原始的な第2システムがあり、潜在意識に直接情報を処理している

・単純接触効果

1つのグループは、シンボルを五回見せる、1グループは1回しか見せない。
意識下(サブリミナル)で漢字を5回見せられた被験者は、1回しか目にしなかった被験者よりも漢字を好きになっていた。

結論、私たちは馴染みのあるものを提示されると、それに接触した自覚がなくても気分が良くなる
単純接触効果は、馴染みの深いものだと脳の情報処理が楽になる現象と関係している。

・実践ポイント:「注目されない」から「結果が出ない」とは限らない

例え広告が意識の上で気づいてもらえなくても、ブランドメッセージはインパクトを及ぼしており、大量のデータのよって証明されている
キーポイントになるのは、人が関心を払っていないように見えても、ブランドを露出し続けること

資格的情報に肯定的連想が伴えば好ましい。
「待たされてイライラする」「スタッフの態度が失礼」の文脈でブランドを記憶されたいとは思わない。
笑顔の出迎えや香りを連想してもらった方が良い。

費用をかけずにブランドを強く印象付ける遠くそう的な方法を探すこと。

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