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『自堕落静養日記。十一月十九日』

すがすがしさと、ぬくもりの人。
われわれは、この混迷する世の秋晴れの日に、谷川俊太郎氏をうしなった。
けれどけれども、そのことばのいのちは終わらない。
それぞれのむねに、すとんとくることばは、それぞれのむねの空でういてなじんでいることだろう。
私が私にできることは、私のもうひとつのいのちのように、氏から仕入れた「すがすがしさとぬくもり」のことばに私の唾をつけて、ぺっぺと吐いて支度を始めればいい。


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せいのほう
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