せいのほう

群馬県在住。2023の8月盲腸がんのステージ2の手術を終えた。その後の抗がん剤で頭を壊して、心療内科を受診。不安神経症とむずむず脚症候群を発症した。2024年3月、肝臓に大小6のがんの転移が見つかる。ただいま、前回とは別の抗がん剤で治療中。

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群馬県在住。2023の8月盲腸がんのステージ2の手術を終えた。その後の抗がん剤で頭を壊して、心療内科を受診。不安神経症とむずむず脚症候群を発症した。2024年3月、肝臓に大小6のがんの転移が見つかる。ただいま、前回とは別の抗がん剤で治療中。

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  • 『ガンかわいがり』のまとめ

    『がんかわいがり』とは、抗がん剤治療のことです。私は『がん』をいたぶって、かわいがるのです。

最近の記事

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『まとめ途中。自堕落静養日記。追記中。九月八日~』

薬の副作用でずっとねむい。かといって、発疹の治まる気配はない。 よって、自堕落に静養するほかない。過ぎ去らない盛夏の中で、動けば動くほどに、ぽつりぽつりと発疹は何処からともなくやって来る。 これは愉快犯だ。目的がわからない。 文章を書きながらでも、ねむい。これだけねむければ、明後日の化学療法もいつのまにか終わってしまうだろう。胸に埋め込んだポートをどれだけ利用するのかもわからない。明後日の最後の点滴は確実に利用することにはなる。そして、家に持ち帰り、丸二日間経った後に自らで

    • 『自堕落静養日記。十一月二十一日』

      隣町の玉村八幡宮に参拝。 最近、わりとメディアにとりあげられる事の多い神社。私は初めて来た。 なぜか、三猿。ちょうど日のひかりが入って右の猿者がまぶしそうです。 となりの寺の庭からの。 近接する八幡茶屋に。 こうだっ! きな粉いっぱからの。 わらび餅、どどんっ!。 ほどよい弾力があってよい。わらび餅は弾力があってこそだと改めて思う。11時開店で十組ほどの列があった。平日なら、まず問題なく買えそう。たぶん、12個入っていた。

      • 『自堕落静養日記。十一月十九日』

        すがすがしさと、ぬくもりの人。 われわれは、この混迷する世の秋晴れの日に、谷川俊太郎氏をうしなった。 けれどけれども、そのことばのいのちは終わらない。 それぞれのむねに、すとんとくることばは、それぞれのむねの空でういてなじんでいることだろう。 私が私にできることは、私のもうひとつのいのちのように、氏から仕入れた「すがすがしさとぬくもり」のことばに私の唾をつけて、ぺっぺと吐いて支度を始めればいい。

        • 『自堕落静養日記。十一月十六日』

          指先が痛い。 じんじんとした、深爪をしたような痛みがする。ずっとだ。薬を一錠づつパキッと取り出すのも難渋している。 薬局で、夕食後と就寝前に薬を小分けして包装してくれる有料サービスがある。おそらくそれは、お年寄り用の薬の飲み間違えを防ぐ為のものなのだろうが、今度からそれを利用させて貰おう。 ペットボトルの分別とか、もう無理。ラベルを剥がす行為のリスクが高すぎる。靴下の脱ぎ履きにこれほど手間取るとは思わなかった。毎日どこかで爪が引っかかる。一応、マニキュアで手入れをしているの

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        『まとめ途中。自堕落静養日記。追記中。九月八日~』

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        記事

          『自堕落静養日記。十一月十二』

          やっと、元気になった。 季節によるものなのか、抗がん剤の濃度を70%に改めた結果なのか。血液検査の結果は相変わらず悪いけれど、その結果に関わらず、このごろは「元気だな」という実感がある。私が、かわいがっているのは『沈黙の臓器、肝臓』なので、あてにはならないかもしれないが。 色々と健康に気を配りすぎると疲れるので、サプリ等の摂取に網をかけて選択をはじめている。すくい上げて残ったものはこのようなかんじになった。 〇トマトジュース 〇どくだみ茶 〇よもぎ茶 〇乳酸菌 △ヤクルト1

          『自堕落静養日記。十一月十二』

          『自堕落静養日記。十一月八日』

          ほんっとに、ひっさしぶりにバイクで走ってきた。 まずオイル交換をして、赤城山の南面を東から西へと鼻水をたらしながらゆらゆらと走った。目ざす先は林檎直売所だ。 赤城インターのほど近くに林檎直売所はある。私の目当てはシナノゴールド。酸味と甘みがぎゅううっと詰まった私好みの品種。 着いて直売所の外をながめると沢山のカゴがあり、中へ入ると林檎の味見をさせてくれた。「シナノゴールドありますか?」と私が訊ねると、直売所のおばさんは忙しない動きで何処かへ行き、すぐ帰ってくると「B級品でも

          『自堕落静養日記。十一月八日』

          『自堕落静養日記。十一月六日』

          なぜ、いままで気づかなかったのだろうか。 パーカーで寝ると、寒いときにはフードを被れるから良い。とくに私のような坊主頭には。で、ボタン留めのパーカーを購入した。 安物なので縫製があまい。けれど、『ボタン留めのぶかぶかパーカー』が絶対条件だったので、まあ許容しよう。 なぜ、ボタンに拘るのかと言うと。 温度調整が容易。ジッパーよりも寝返りの抵抗力がない。ジッパーのつまみが何かの拍子に直立して、根元で胸を打つ事もない。痛くなーい。金属を避けたかった。抗がん剤治療の副作用の手足のし

          『自堕落静養日記。十一月六日』

          『自堕落静養日記。十月三十日』

          抗がん剤治療が受けられた。 やはり、二週間隔で治療はしたほうがよいとの事。担当医と相談した結果、抗がん剤の濃度を80%から70%に変更する事になった。 今回の血液検査の基準値外は6項目に減じていた。体重に変化はなかった。 ひょっとするとトマトジュースの効果かも知れない。 喘息はほぼ治った。念の為あと一月は吸入を続ける。その吸入薬にも眠気成分が入っている。私の蕁麻疹予防の薬にも眠気成分、心療内科の薬にも眠気成分。だから、この数ヶ月はうつらうつらしているだけだった。発疹は相変わ

          『自堕落静養日記。十月三十日』

          『自堕落静養日記。十月二十六日』

          明日の投票に向けて自分の頭を整理してみようか。 まだ、投票先を決めてはいない。私が立候補者だったらと仮定してみるのもいい。争点はなんだろう。私による絵に描いた餅をざっくりと書いてみよう。身近な暮らしの中からいくつか。 〇消費税はもう、めんどくさい、いまのままでいい。これ以上は上げない。 〇食料自給率を上げよう。いざとなったら他国は助けてくれない。 〇エネルギー自給率を上げよう。いざとなったら他国は助けてくれない。原発は廃止。再エネ、資源開発を促進しよう。 〇現在の戦争に即し

          『自堕落静養日記。十月二十六日』

          『自堕落静養日記。十月二十四日』

          夏にパピコにハマり。この秋にトマトジュースにハマっている。 夏に5㎏太り、この秋にはどうなるだろうか。後者の方が断然、健康には良いだろうが、私のハマり方は異常なので困る。この二週間余り、一日1ℓ以上は愛飲している。 勿論、食塩不使用の100%トマトジュースだ。ただただ、おいしい。それでいて健康効果も高い。けれど、その効果はまだ現れていない。 二週間に一度のペースで血液検査を受けているので、数値を見ればある程度の健康効果を把握できる。 今週の火曜日の時点の血液検査の結果は芳

          『自堕落静養日記。十月二十四日』

          『自堕落静養日記。十月二十一日』

          過ごし暑い。 過ごしやすいけれど、ときにあつい。そんな語だ。それを秋という。 数日前からあまい香りがする。窓を開け放して金木犀の虜になる。 「神社仏閣っていいな」と、YOUTUBEを眺めていたら、保守系のおすすめ動画が一気にふえてきた。で、子守歌代わりに『古事記』の朗読動画を聴きながら睡眠に入っている。こちらは、なかなかお勧めだ。いいのかわるいのかわからないが、よく眠れている。 伊勢神宮の動画に辿りついて、ちらっとコメント欄をみたら、やんごとなき方々への誹謗中傷もかなり散

          『自堕落静養日記。十月二十一日』

          『自堕落静養日記。十月十八日』

          もう、喘息はこりごりと言うわけで、鼻うがいをはじめている。 鼻うがいのハードルは高かった。けれど、はじめてしまえば大した事もない。鼻うがい専用のボトルさえあれば、ぬるま湯で生理食塩水をつくればいいだけだ。 濃度は500㎖に小さじ1杯程度でいける。わりとテキトーでもいい。私のボトルは240㎖なので小さじ半だ。大間違いしなければ、鼻はつうんとしない。衛生面から、念のため作り置きはしない。そして、私の慢性鼻炎が和らいでいるのを感じる。 鼻と口の奥に空気の溜まり場のような場所があ

          『自堕落静養日記。十月十八日』

          『自堕落静養日記。十月十六日』

          私の痔歴は長い。 振り返れば、目を瞑って脳のカロリーをなかなか消費するほどには長く、ざっと、二十年ほどだろうか。『二十年痔者生活』だ。もともとが、胃腸の調子がわるい赤ん坊として産声をあげたので、仕方ない面もある。そして、私はバイク乗りでもある。尻を痛めつけながら生きてきた。 イボ痔の塊をカリッと切除してもらった事は二度ある。「切除しても、またイボ痔になりますよ」とは、医師から聞いている。「でも、ツラいんでサクッと切ってください」、切除は数分で終わる。そして、数年後にひょこっ

          『自堕落静養日記。十月十六日』

          『自堕落静養日記。十月十四日』

          私はキレている。 いわゆる、切れ痔者だ。時にはいぼ痔者でもあるし、いまは切れ痔者を名乗っている。 事の起こりはこうだ。 とある夜、喘息の発作で咳き込んでいるさなか、唐突に屁がでた。その刹那、「ぱっかーん」といったぐあいに、センターのホールのサイドが割れた。預言者に導かれるように割れた。運命のように宿命のように啓示を授かったのかもしれない。この場合の啓示とは「副作用との過ごし方を改めよ」という事だ。抗がん剤の副作用は一気に振れる。こちらが、それに逐次対応していくしかないのだ。

          『自堕落静養日記。十月十四日』

          『自堕落静養日記。十月十日』

          腐ったみかんの例え話がある。 かつて、サッカー日本代表のブラジル人監督も、この例え話を持ちだして日本代表チームから選手を追放したことがあった。このことから、この例え話は世界でも一般的な広がりをもっていて、各々の地で相応しいフルーツ名を与えられながら生きながらえてきたのだろう。 腐ったみかんの例え話とおなじ文脈でもっと強烈に例えたい場合は『癌』が使われる。私は癌になってからこの例え話を耳に触れてはじめて、はっとした、その後、もやっとした。そして、みかん農家さんの悲哀を認識した

          『自堕落静養日記。十月十日』

          『自堕落静養日記。十月九日』

          処方された喘息を鎮める薬のおかげでずいぶん気管支が楽になった。 これで、しっかり睡眠が取れる。 この期間、十数類の喉飴をためした。これもいわば相性だ。色々ためしてみなければ自分に最良な相手を見つけることはできない。 私は相手を見つけることができた。紹介しよう。 買い溜めをしてしまった。 丁度、日曜日にこの商品を舐めきってしまって、発作が止まらなかった。 風にのってきたのだろう。窓から花びらが私の部屋に散っていた。この秋雨の時期に風流ではないかと拾ってみた。 私の足裏の皮だ

          『自堕落静養日記。十月九日』