『まとめ途中。自堕落静養日記。追記中。九月八日~』
薬の副作用でずっとねむい。かといって、発疹の治まる気配はない。
よって、自堕落に静養するほかない。過ぎ去らない盛夏の中で、動けば動くほどに、ぽつりぽつりと発疹は何処からともなくやって来る。
これは愉快犯だ。目的がわからない。
文章を書きながらでも、ねむい。これだけねむければ、明後日の化学療法もいつのまにか終わってしまうだろう。胸に埋め込んだポートをどれだけ利用するのかもわからない。明後日の最後の点滴は確実に利用することにはなる。そして、家に持ち帰り、丸二日間経った後に自らで