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「みそづくり」第10回GO-EN活動報告
3月31日、昨年育てた津久井在来大豆を使って、みそづくりを行いました。
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このみそづくりは、青年塾25期生 中村宏之さんが呼びかけて始まった食農志縁チームと、青年塾4期生 木下友子さん夫妻のNPO法人大阪府木村式自然栽培実行委員会と株式会社ケイフィールズ、そして、青年塾25期関西クラスの共同開催です。
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はじめに活動の趣旨の説明や、お互いの近況報告を行いました。
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食育講座として「遺伝子組み換え」について学びました。
遺伝子組み換えとは、品種改良を意図通りに効率よく行う技術。良い点は、害虫や過酷な環境に適応した作物を作ることや安定的に食物が提供できること。心配な点は、食物アレルギーや慢性疾患など人体への安全性や、生態系の破壊、環境への影響などがいわれています。
遺伝子組み換えについての概要は、株式会社ケイフィールズさんが作成された以下の動画を見てください。
このほかに、「もしトラ」アメリカ大統領選挙と日本の食卓、遺伝子組換作物と幸福感の関係、遺伝子組換作物がないと日本は何年で飢える?、遺伝子組み換え大豆とそうで無い大豆何が違う?など、かなり踏み込んだ話も出ました。
食への意識が高まったところで、いよいよ味噌づくりの開始です。各自、4時間ほど煮た大豆と煮汁を持参してもらいましたので、この日の工程は米麹と塩を混ぜて捏ねる作業です。
お味噌の仕込み方は、有機JAS検査員資格やJGAP検査員資格を保持されている木下貴晴さんから教えていただきました。
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まずは大豆を手の平で潰す作業。体重を少し乗せグッグッと押し込むようにして、大豆がミンチのようになるまで根気よく潰します。
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自然栽培の米麹と天日塩をよく混ぜ合わせます。塩の塊があれば粉々にします。
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ご家庭の味を大切にしてほしいということから、自分の手で米麹と塩を混ぜ合わせました。ひと通り混ぜ終わったあと匂いを嗅ぐと、人それぞれ匂いが少し違いました。
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そこに潰した大豆を入れて塩が馴染むまで根気良く混ぜる、捏ねるの繰り返し。全身を使うので、これがとても大変でした。とても大変な作業でしたが、やればやるほど愛着が湧いてきます。
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十分に捏ねたら、ハンバーグのように丸めて団子を作っていきます。
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それを、みそたるに詰め込んでいきます。この時に、上からぎゅっぎゅっと押して空気が入らないようにします。
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最後に、落とし蓋の上に重しを置いて仕込みが完了です。12月の仕上がりが待ち遠しいです。
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終わりに、無農薬栽培の紅茶をいただきながら、今日の感想をシェアしました。育てた大豆を味噌にするというのが、とても貴重な体験でした。この活動は来年度以降も継続して行きたいと思います。