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4月19日 伝統を壊そうとする人がいるから、伝統は続く

『毎日読みたい365日の広告コピー』 という本から
本日の広告コピーを紹介し、言葉の魅力をご紹介しながら
お話してみます。

お題「伝統を壊そうとする人がいるから、伝統は続く」

【日進木工】
ポスター 2016年 岩田秀紀

一番身近にある伝統的なことってなんですか?

季節ごとの行事
伝統工芸と言われる品々、器、織物、陶器
音楽、踊り、芸能ごとなど

ひとつ、ひとつ上げると
びっくりする量になりそうです。

伝統は、昔からうけ伝えて来た
有形・無形の風習・しきたり・傾向・様式
特に、その精神的な面も含む
それら。

代々受け継がれながら、
時代に合わせて少しづつ変化するけれども
変わるからこそ継承されていくのだと思う。

私は田舎育ちだから
割とそいうことが身近にあって

季節ごとにお皿や漆器の入れ替え、
季節や行事ごとに掛け軸が掛け替えられることが普通でした。

蔵に道具を入れ替えるお手伝いは、6割くらいは面倒くさくて
残りは、美術館に行く感覚で面白がっていました。

22才をすぎて
都会にでて知ったことは
世の中では、どうやらそういう行事が少ないらしいということ。

お琴を鳴らし、お花を生ける
お抹茶を立てることも

前栽(せんざい)や家にあるお地蔵さんの話は
都会の人には、珍しくて、驚くことだったらしい。

うそ〜ん(嘘でしょ?ってこと)
カルチャーショック(豪州に留学していたけどね 笑)と思うことが多くて、かつては目が回りました。

日本の中でも
風習、伝統や文化が違いますよね。

そんことを考えたおり「温故知新」
この言葉が頭に浮かびました

温故知新

以前学んだことや、昔の事柄を今また調べなおしたり考えなおしたりして、新たに新しい道理や知識を探り当てること。

今日の広告コピーは「温故知新」のことを
語っているように思えてきました。

伝統という枠組みで話してきましたが。
人も昔から、大きくは変わっていないそうです。

流れる時間の流れの体感は速いかも知れませんが
人の考えや悩みは変わっていないよ。ということだそうです。

だから、悩んだら図書館へ行って調べるといいらしい。最近では、ググったほうが早いけど。

その根拠は?ということですが

夢を叶えるゾウ2で
ガネーシャというゾウの神様のセリフで、私は納得させられました。

「本ちゅうのは、
これまで地球で生きてきた何億、何十億ちゅう数の人間の悩みを解決するためにずっと昔から作られてきてんねんで。

その『本』でも解決でけへん悩みちゅうのは何なん?
自分の悩みは地球初の、新種の悩みなん?自分は悩みのガラパゴス諸島なん?」

自分だけにしかわからない、
自分だけの悩みと思っていることも

実は、自分以外の世界を見渡すと
みんなの悩みだっていうこと。

人の話になってしまいましたが

「伝統は、すなわち人々である」

ということなのかもしれないと思いました。

やや強引で、訳わからないことを言い出していましましたが
そろそろ、ごはんの支度をしてまいります。
失礼します(言い逃げ〜)

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