Dear

親愛なるワガちゃんへ

今日フリージアの花を買いました。
花言葉は
白色：あどけなさ
黄色：無邪気
赤色：純潔
紫色：あこがれ
貴女に似合うと思います。

貴女と出会いはガンダムウォーズというソシャゲでしたね。

ガンダムの中でも特に鉄血が大好きな貴女

ゲーム内で鉄血の機体しか使わないルールを自分に課せてプレイしていたのを憶えてる。

ゲームを攻略できずにいた貴女を私がTwitterでアドバイスしたのが始まりでした。

当時、貴女はアイコンを愛猫チャチャにしていたね。

以来貴女は私を恩人と言って慕ってくれるようになりました。
たかがソシャゲ…
恩人なんて大袈裟だよ

後で聞いた話ですがゲーム以外で私の言葉の端々が貴女を救っていたんですね

救われていたのは私の方なのに
貴女との何気ない会話が私の活力でした

私が先にゲームを引退した時、＂寂しい"とこぼしていましたね。
ゲームを離れたらきっと貴女との距離は遠くなると思っていました。

それなのに、私とLINEでフレンドになって欲しいと言ってくれた時は泣きそうなくらい嬉しかった。

2人ともゲームは辞めてしまったけれど、ずっと仲が良かった

貴女の専売特許のようなアイステロ（アイスの画像をアップ）も元は私がはじめたことで、アイス好きな貴女が真似をするようになったんだよね
私もアイスやスイーツのツイートをする前に貴女のLINEに報告していました

お互い＂アイスを買った報告＂が楽しくて…
いつしか貴女に報告がしたくてアイスを買っていたようにも思えます。

そして

私は気持ちの浮き沈みが激しいのに、貴女はいつも同じように接してくれました

落ち込んでいる時も＂元気になってね＂と言われたことはありません。

2人の間でよく使っていたwordがありました。
「無理なくベストで！」
これは私が貴女に仕事に行く前にかけた一言からはじまったものでした

私も貴女も落ち込んでも無理しちゃうところが似ていて、いつの間にか合言葉のようになっていましたね

いちばん嬉しかった思い出はクリスマスに貴女から送られたガンプラです
私の大好きなシナンジユを赤いグロスで塗装されてました
住所がわからないように配慮してくれて
一生懸命仕上げたのが伝わりました。
生まれていちばん嬉しいクリスマスプレゼントでした。

５月12日
貴女の訃報をLINEで知って
私はどうしたら良いのかわかりません
貴女に嫌われて、サヨナラって言われたのなら
まだ気持ちの整理のつけようがあるけど…

突然、奈落の底に落とされた感じです
貴女のTwitterのアカウントが更新されずに
ツイートも5月11日で止まっているのを見てるのがツラいです

まだひとりで居ると涙が出てしまいます
貴女の顔も年齢も姿も全く知らないのに
私は貴女の親友だと自負しています

きっと貴女が私のそばにいたら
泣いてる私を見て
「セイちゃん止まるんぢゃねぇ」
「無理なくベストで！」
そう言って笑うでしょう　

誰にも私の中の貴女の存在は埋められない
でも泣いてる私の姿を貴女は望まないでしょ？
貴女が周りを笑顔にしたように
私は周りを笑顔にできる自信がないけど…
せめて自分は笑顔になれるよう
生きていかなきゃね

私が貴女のそばに行った時は一緒にアイスを食べようね

残されたチャチャ（娘猫）心配だろうな…

今、ガンプラのグシオンリベイクフルシティを作っています。
貴女の好きな鉄血シリーズだよ
貴女の為に完成させます

鉄血のオルフェンズのエンディングの
フリージアという曲を
最後に贈ります

私はもう少しこちらで
＂無理なくベストで！＂やっていきます。

またねワガちゃん。