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沖縄にマブイを落としてきたオジサンのお話…
バツイチ45歳…いや46歳だったっけな…
そんなおじさんの主観メインの自己満足ゾーンへようこそ。
noteデビューなので試しに好き勝手書いてみます。
コイツを書くにあたって自分が初めて沖縄に触れたのは何年前だったのか思い出してみた。
たぶん小学生だったかな、THE BOOMの島唄か、BEGINの島人ぬ宝だったかが、初めて聞いた沖縄ぬ唄だった。
当時、この唄を聴いても特に何も思わなかった気がするが、妹の歌うカラオケの18番は自分の名前が歌詞に入ってるから気に入ってたのか、島唄ばかり歌っていたのは覚えている。
当時少年だったオジサンには、その程度の沖縄だった…
それから時は流れ、2つ年下の妹が結婚した相手は沖縄出身の無口で物静かで、島唄も唄わないウチナンチュだった。
自分の先入観的に、沖縄の人ってのは寡黙で何よりお酒が好き、色黒で毛深くて顔なんかも彫りが深くて完全に異国の人って感じしかなかったんだけども、この旦那さんに会ってみると自分が思ってた沖縄の人っていう想像からは全部が、かけ離れていたのでビックリした記憶がある。
初顔合わせの時、会食でビールを勧めるとコップ1杯で顔が赤くなるので、お酒好きなんじゃないの?と聞くとお酒飲むと頭痛くなるんですよねとか、故郷沖縄の事を聞いても、さぁどーなんでしょーねー。
そんな話は初めて聞きました。とか…どうもハッキリしない。
こんな感じで、姉さん女房で気の強い妹と結婚して大丈夫か?妹に脅迫されて結婚するんじゃねぇのか?と少し不安に思ってたんだけど、結婚式は沖縄で挙げるって話になり、その後、オジサンの人生観が180度変わる人生初めての沖縄本島入島が決まったんだ。
当時のオジサンは会社員
勤めてた会社は超ブラック
でも当時はなんて良い会社だ!って信じて疑わなかった。
妹の結婚式で沖縄行くんで3日ほど休みが欲しいですって言おう、言おうと思いながら言えず、気がつくと結婚式まで1週間切ってたのは覚えてる。
ほとんど振り逃げみたいな形で休暇届にミミズが這ったみたいな感じで、妹の結婚式が沖縄であるので4日間休みます…ってなんとか書き、社長がいない日を狙って提出した。
後は知らない。
帰ってから怒られるだけだ!
もういい!
どうせ怒られるんだ思っ切り楽しんでやる!
その日からオジサンの沖縄リサーチの日々が始まったんだ
朝から夜まで沖縄民謡に歌謡曲、なんでも聴いたな。
YouTubeも手当り次第観たし…
なんせ行ったこともない土地だから根っからの長男気質も手伝って明けても暮れても沖縄の事だけ考えてた。
ネットの画像や画面で見る沖縄の景色は、そのどれもが素晴らしかった。
こんな色ってほんとにあるの?って感じで信じられなかった。
それから、日は経つのは早いもんで2月の沖縄本島初上陸の日がやってきた。
那覇空港に到着すると外は晴天で、気分や体調なんかも良く感じる。
どうやらこの地の気候は自分の身体に合っているらしい。
サイパンやオーストラリアは行った事があったけど、同じ南国でもまた違う感じがした。
結婚式は14時〜15時だった気がする。
午前中には到着していたので親族一同バスに乗り、新郎のお父さんお母さんが予約してくれていた、沖縄県庁真向かいにある、アガー整骨院って看板がとんでもなく気になるビルの1Fの佇まいにも味のあるお店だった。
初めてそこで食べるコーレグースーをかけ過ぎた沖縄そば、ジューシー、フーチャンプルー。
フーチャンプルーなんかは車麩の事を柔らかすぎる肉だと思い込んでいたのでお店のお母さんにコレなんの肉ですか?って聞いてみたり。
ほんと全部美味しかった。
実際、この時食べたフーチャンプルーを超える味にはまだ出会っていないもんだから、また行ってみたいのだけど何年か前にアガー整骨院の看板も無くなり、お店がどこにあったのかもわからなくなってしまったもんだから、この件はいつか探偵ナイトスクープにでも依頼してみようと思う。
探偵は眞栄田が良いな。
調査しなくても知ってそうだし。
もし眞栄田が知ってたなら採用されないとなると困るが、今となったらアガー整骨院が廃業したのか移転したのかも気になるし、どこかで移転してまだ営業してるなら行ってみたい。
それくらいインパクトのある看板だった。
1度に2案件の調査なら尺の問題もクリア出来るだろうし依頼の採用確率も上がるんじゃないだろうか。
探偵手帳も貰え…
話が脱線している事に今ごろ気づいた…
お昼ご飯を食べ終え、首里城観光に向かうプランだった。
お店を出ると新郎お父さんが家がすぐソコなんでお茶飲んで行って。って話になり、お父さんはバスの運転手にすぐ戻るからちょっと待っててネ!と声を掛け、親族一同でズラズラ新郎のご実家にお邪魔してお茶、茶菓子、すごいボリューミーなサーターアンダギーを頂く。
さっき声を掛けたバスの運転手の事がずっと頭に浮かぶぐらいの時間を過ごしていたのは多分俺だけじゃなかったハズよ。と思うぐらいお父さん、お母さんのお話は終わらない。
うちの親族の誰かが痺れを切らし、もうそろそろバスに行かないと…
って事でバスに戻っても運転手さんは別に怒るでもなくニコニコしている。
ゆうに1時間は経っているのに。
自分は相当なマイペース人間だって事は自負していたけど、そんなレベルなんてまだまだお子ちゃまクラスに感じた。
お…お…OKINAWAの世…絶対俺に合ってるわ…
その後、首里城観光までに新郎のお父さん自作の旅のしおりが配布される。
まあまあ本格的なOMOTENASHIに好感度は益々上昇
首里城からは流れるような予定組で、式は識名園で琉球婚、建物、シュチュエーション、景色、どれも素晴らしかった。
もう一回若返る事が可能で結婚した暁には一度経験してみたいと思うぐらい、今となって思い返しても今まで見た結婚式のどれよりもスンゲェいい結婚式だし、
内地は真冬なのに緑に囲まれた識名園の雰囲気がすごく心地良かったのかもしれない、そして、このあたりから頭の片隅に(懐かしいな…)って感覚が湧き出し始めた。
式も無事終わり沖縄名物、夜から披露宴が始まる…
次回
郷に入れば郷に従え!!に続く…