「noteの使い方/院内勉強会」#書く習慣59
日々の診療お疲れ様です。TROT(トロット)です。
最近このnoteを書くのが?書き方が?初期衝動と変わってきたことに少し悲しさを感じています。
「noteの使い方」
習慣づけのために毎日書こうと思い立って、最初は自分の勉強のために患者さんのためにとやっていたのですが、最近はなんだか義務感というか、やっつけ感で書いているんじゃないの?と自分に腹立たしく思うところがあります。
なんだか最近は資料の丸写し?ダラダラと量をこなすだけの記事になっていませんか?
どうですか?
自分の咀嚼した内容で、自分の言葉で、記事を書いているとは感じることができなくなっています。
発信の怖さってあると思います。
毎日書くことが命題になってしまって、本質を忘れてしまっているような。
特に最近はアウトプットが重要視されていますが、それに見合うインプットの量と咀嚼の時間って本当に足りているのでしょうか?
粗いアウトプットをすることで徐々にブラッシュアップしていくことは重要ですが、粗い内容で患者さんに良質な医療を提供出来ているのか?皆さんに明日診療で使える話を提供できているのか?
リハビリと一緒で仮説検証は大事ですね。
振り返る大事さを感じました。
なるべくトークテーマなり、解決したい話題を提示して
それを掘り下げて解決していくという感じで書いていきたいなと考えています。
それでは今日の勉強会の内容についてまとめていきたいと思います。
今回のテーマは「肉離れ」についてでした。
箇条書きで書き出していきます。
「院内勉強会:肉離れ」
それでは今日の勉強会の内容についてまとめていきたいと思います。
今回のテーマは「肉離れ」についてでした。
箇条書きで書き出していきます。
肉離れとは?
・肉離れが多い種目はサッカーと陸上競技で、本種目の場合大腿二頭筋損傷を呈する場合が多い
・そのほかの種目で多い損傷部位は大腿二頭筋、大腿直筋、下腿三頭筋のような二関節筋での損傷が多い
・収縮中に伸長ストレスが入り受傷する損傷形態である場合が多い(遠心性収縮)
・筋腱移行部が好発部位となりやすい
損傷形態
・自家筋力による受傷と介達外力による受傷の損傷形態が存在する
①自家筋力
・大腿二頭筋の場合:股関節屈曲+膝伸展の瞬間に受傷しやすい
・直筋の場合:股関節伸展+膝関節屈曲の瞬間に受傷しやすい
例)サッカーボールを蹴る瞬間、等
・腓腹筋内側頭の場合:足関節底屈+膝関節伸展の瞬間に受傷しやすい
例)テニスレッグ
②介達外力
・ベンチプレス:大胸筋を損傷しやすい
・格闘技(相撲):坐骨結節付着部を損傷しやすい
画像所見と分類
・MRIによる分類は奥脇の分類とJISSの分類が存在する
参考文献)
・仁賀定雄:ハムストリング肉離れ
治癒過程
①炎症期
・組織の変性
・壊死組織の除去
②増殖期
・筋線維の修復
・新たな筋線維の形成
③成熟期
・神経の再支配
・筋細胞の成熟
・炎症期にはアイシングが有効
・炎症期には圧迫を用いた方が効果が高い(土屋ら:2015)
・長期間のアイシングは組織修復の邪魔をしてしまう可能性がある
以上で今日の勉強会のまとめは終わりです。
当たり前のことですが損傷部位と損傷程度を確認して、アイシング圧迫を行なって、修復に必要な期間の間はスポーツを休ませるのが鉄則なようです。