「腰部の筋を触診する その2」#書く習慣86
日々の診療お疲れ様です。TROT(トロット)です。
前回の腰部触診に続きまして第2弾を行なっていきたいと思います。
前回のまとめはこちら。
大臀筋
浅部線維
起始:腸骨稜、PSIS、腰背腱膜、仙骨・尾骨
停止:腸脛靭帯
深部線維
起始:腸骨外面で後臀筋線後方、線結節靭帯、中殿筋の筋膜
停止:大腿骨臀筋粗面
作用:
触診方法:患者伏臥位に行う
中殿筋
起始:腸骨外面の前臀筋線と後臀筋線の間
停止:大転子の外側面
作用:
触診方法:患者側臥位にて行なう
梨状筋
起始:仙骨前面
停止:大転子の先端の後縁
作用:股関節の外旋筋(上方に位置するため外転作用も持つ)
触診方法:患者は伏臥位とする
今日ニュースを見ていたらこんなニュースを見つけました。
「施術の効果を感じない…」
評価や技術によって確かにその言葉を患者様からいただくことはあります。
ただ、そこから、再評価をして仮説を立てて、検証していろんな角度からアプローチをしないとそこからの成長はありません。
漫然と治療にあたることがないように自分も院内のスタッフにも注意をしないといけませんね。
そのための基礎力向上に役立てば幸いです。