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2023年 3月のプレイリスト

3月は用意された別れがたくさんあるから、たくさんの人と区切りをつけて、お互い次に進もうねと目を合わせるみたいな感覚があります。今年は特にそれが強かった。音楽もその別れに、言葉や旋律を使って力を貸してくれてるんだと思う。

『ロックスター』/羊文学
「花瓶に挿した花の世話、僕がいったら頼むよ
あいつだけはいつまでも美しくあってほしい」


『永遠のブルー』/羊文学
「正しさなんてどうでもよかった
愛をしてるから祈ってるんだ今も」


『愛の太陽』/くるり
「伝えきれない言葉の端が海の底に沈むんだろうな
やさしさや思いやりが息を止めて沈むんだろうか」


『little dancerリトルダンサー』/Laura day romance
「醒めない夢ならまた会えるかもね
それじゃまた今度ね」

『step alone孤独の足並み』/Laura day roamnce
「明け方に捨てたくなるような昨日と引き換えの今日
モノクローム孤独を追い出すような日々に
鮮やかな色が君の面影を映し出す気がする
それをずっと待ってた気がする」

『voice memo#3』/中村佳穂
「いつかは誰かのために幕を閉じるのだろう」

『僕たち』/cinema staff
「君が答えを持つのならば
僕に光をそれだけさよなら」

『Canvas』/赤い公園
「ぼくらの日々まで春はさらっていくの
やけに眩しくて途方にくれる」

『疾走』/きのこ帝国
「いつかまた会いましょう
どこかでまた息をしてる」

『トラベルプランナー』/ハヌマーン
「血でも魂でも何でも売っぱらって
たった一秒でも長く眠りたい」

『ティシュー』/tricot
「ちょっとヘマをしただけの今世
輪廻はなんせまだきっと繰り返される」

『finger frame』/PAS TASTA(feat.鈴木真海子)
「人差し指を折り曲げて
小さな穴を覗き込む
僕が見ているのは君」

『サイクロン』/The Typhoons
「置き去りのジャンプもデコボコの58も
耳鳴りも掲げた拳もうるさい飲み会も
夏も秋も冬も春もあの場所で出会ったんだ」

今月は映画の主題歌とか、友達が演奏してたとか、友達が作ったとか、俺のところに曲を連れてきてくれた過程にもかなり力をもらった。出会い方っていう音楽の持つ一つの側面をちゃんと忘れないでいたい。春は変化が多くて、ひたすらそれについていくことに必死になってしまうけれど、ちゃんとすべて見つめていたい。



はじめ

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