メジャーデビューを勝ち取った「惹きつけるプロフィール資料」の作り方②
2020年にメジャーデビューしたバンド「Neontetra」のVo.セイカです。成功したいなら、フリーランスやミュージシャンこそ、まず「プロフィール資料」を作るべきです。私が『メジャーデビュー』を勝ち取った「勝てるプロフィール資料」のポイントを、実例を紹介しながら書いていこうと思います。今回は、前回の続き(2回目)の記事です。
▼前回の記事はこちら(プロフィール資料を作る意味、1P目のポイントを記載しております。まずはこちらをお読みください)
私は、バンド運営=スタートアップ企業の経営と同じと考えて、「Neontetra」というバンドを運営。その結果、メジャーデビューを勝ち取ることができました。今回も、「バンド運営」=「スタートアップ企業の運営」と考え、プロフィール資料の重要性と、コツについて書きます。
前回のおさらい(プロフィール資料の意味~P1のコツ)
●「プロフィール資料」=「会社案内」と一緒。会社案内のない会社に就職・転職したいですか?
●プロフィール資料は、渡すだけで「安心感」「信頼感」を獲得できるという意味合いもある
●プロフィール資料は、汎用性が高いものを1つ作ろう!P3~P4くらいのボリュームがおすすめ(P1:自己紹介文章+写真/P2:実績紹介/P3:最新情報/P4:補足資料(ある場合)+連絡先)
●P1が勝負!(①『自己紹介』を「文章」で書くこと/②『自分を象徴する写真』を挿入すること)
●自己紹介文章は、5つの段落を意識(①音楽性、簡単に/②これまでの客観的な活動履歴/③特に強調したい活動内容・ホットな内容 など/④補足情報/⑤今後の予定)
これらを踏まえて、今回の記事は、「2ページ目」からの構成やコツを、実例を交えながらご紹介していきます。
2P目:自分の価値を高める「実績」を記載
こちらは、Neontetraが使用していたプロフィール資料の2ページ目です。A4サイズです。(※具体的な取引先やお仕事案件が入っているので(クローズドの案件含め)、文字は書くさせれてもらってます。)
ここで大事なのは「実績」をきちんと明記すること。HPなどにしっかり掲載されている方はそれをそのまま書けばよいと思いますが、なかなか頻繁にアップデートすることも面倒だと思いますので、この機会に、最新の実績をまとめてみましょう。カテゴリーの例を紹介します。
<ミュージシャン・バンドマンなど>
■「メディア出演・掲載系(電波・ラジオ・雑誌など)」
■「イベント出演」
■「タイアップ・制作」
■「出演しているライブハウス」など
<フリーランスのコンサル系の方など>
■「メディア出演・掲載系」
■「イベント・セミナー登壇系」
■「取引先企業・クライアント・仕事の案件系」など
2P目:実績の書き方の例
下記のようなイメージで、箇条書きで分かりやすく書いていきましょう。
【電波/ラジオ】
●2020年12月 ラジオ NACK5「Age Free Music!」ゲスト出演
●2021年1月 電波 BS12「一押し!グッドモーニング歌謡曲」ゲスト出演
・
【イベント出演】
●2019年5月 栄ミナミ音楽祭(名古屋市)
●2020年10月 ラゾーナ川崎 野外ステージ(川崎市)
・
【タイアップ/楽曲制作/テーマソング起用】
●2017年5月 渋谷CrossFM「馬ッ娘トーク」テーマソング担当
●2018年4月 「渋谷肉横丁」様 BGM制作
・
実績が数多くある方は、「客観的に」みて、すごいと思われるものから順に記載ください。すべてを記載する必要はありません。要は、自分の価値を高めるための資料ですので、良いもの、PRしたいものから順に、選んで記載しましょう。
2P目:必ず「絵」「図」を挿入すること
プロフィール資料は、「資料の見た目デザイン)の印象」=「その人の印象」に直結します。そのため、資料を見る人の立場になって、「読んでてワクワクする」「読んでてその様子が想像できる」ものにする必要があります。
そのため、イベントの内容がより伝わる写真や、沢山の集客をPRできるような写真、タイアップ先の企業ロゴ、メディア掲載時のスクリーンショットなどを、空いたスペースに配置することが大事です。読み手側にとって、「文字情報」だけでなく、「絵」や「図」からも、その人の実績を理解することが可能となります。非常に親切なプロフィール資料、読み飽きないプロフィール資料となります。
補足:ミュージシャンはCDリリース情報を、フリーランスは作品・出版情報を
補足情報として、ミュージシャン・音楽従事者・バンドマンなどは、リリースしたCD情報を記載することをお勧めします。いつ発売したのか、流通はどこか、何曲入りか、いくらか、など。タイアップがあればそれも記載しましょう。
フリーランスの方の場合は、発表した作品、携わったり開発したサービスの情報、出版した書籍などは、しっかり別枠で紹介しましょう。
プロフィール資料・2P目まとめ
●自分の価値を高める「実績」を記載
●自分の業界に適したカテゴリー分けをして、箇条書きにする
●客観的に評価される実績や、PRしたい実績から順に「選んで」記載する
●必ず「絵」「図」を挿入する。視覚からも読み手に実績をPRする
●プロフィール資料=あなたのイメージに直結する。絵や図などを入れて、デザインすることも重要
●読み手に対して、「親切」なプロフィール資料制作を心がける
今後も、「勝てるプロフィール資料」のコツを書いていきたいと思いますので、よろしければ「スキ」のタップ、「フォロー」してもらえるととても嬉しいです。
本ブログの趣旨:芸術家、アーティスト、ミュージシャン、フリーランス、バンドマンへ、何かヒントになれば
本ブログは、個人で何か物やサービスを作り生み出しているみなさんにとってヒントになればとの思いで、書いていきます。成功だけじゃなくて失敗弾も書いていこうと思っております。
本記事の著者:Neontetra セイカ
Neontetra(ネオンテトラ))は、Vo.セイカとBa.ヒデユキからなる、音楽バンド。90年代テイストのキャッチーなメロディーと、令和時代のトレンドアレンジを融合させた、懐かしくも新しい音楽が幅広い世代に支持されている。
2020年12月2日に徳間ジャパンコミュニケーションズより、「時の旅人 ~令和ゆかりの地・太宰府のうた~」でメジャーデビュー。セイカの故郷・福岡県太宰府を盛り上げるべく制作した楽曲コンセプトに、同郷の広瀬香美さんが賛同し、太宰府の名所11か所で撮影されたMUSICVIDEOにゲスト出演した。オリコンチャート・デイリー第23位、週間38位、ビルボードランキング第37位を獲得した。
「音楽で地方創生」を掲げ、太宰府市のコロナウイルス対策動画を制作するなど、地域貢献活動を積極的に行っている。
■Neontetra HP
http://neontetra.jpn.com/
CD「時の旅人 ~令和ゆかりの地・太宰府のうた~」ご購入応援、どうぞよろしくお願い致します!
▼amazon
https://www.amazon.co.jp/dp/B08JRJ9PZJ/ref=cm_sw_r_tw_dp_x_37X7FbVRTXQFG
▼音楽サイトで、DLやストリーミング配信中!
https://tjc.lnk.to/ot11YEjy
よかったら「フォロー」、「スキ」を押して下さると嬉しいです^^
■セイカ Twitter(お気軽にフォロー下さい)
https://twitter.com/seika_letter
■セイカ IInstagram(お気軽につながって下さい)
https://www.instagram.com/seika_neontetra/
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?