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アチンタ御導師

2月6日の午後はアチンタくんのスタジオに招かれ、写真を撮影しました。彼はディヌーシャの友人でカメラマンのボランティアとしてお寺のご奉公を手伝ってくれていました。

彼にとって上座部仏教は全く信じられないもので、信仰には何の興味も持っていなかったようです。しかし、個人的に抱えていたこともあり、大白蓮寺でボランティアをしながら徐々に心を開いてくれていました。

前回、8月に来た時、僕は初めて彼に会いました。ディヌーシャくんの仲間はみんな映像関係のクリエイター、ディレクターやデザイナーで、本当にステキなメンバーが多いのです。

その時、どうやら僕は「ご信心をさせていただかなければ罪障消滅は出来ないよ」というようなことを言ったそうです。覚えていない(汗)。でも、その言葉は、彼が抱えていたことにマッチして、彼は良潤師に相談しました。

良潤師は「まず、メンバーになる前に、お参りしてみたらどうでしょうか?そして、自ら御題目を唱えてみてください。心のトリートメントが大切です。それは南無妙法蓮華経の御題目を自分で唱えることで出来ます。」とお話ししたそうです。

そして、彼はスタートしました。なんと、とてつもないことが次々に起こり、ビックリしました。仕事でも今までなかった依頼が突然入り、ずっと待ち望んでいたこのスタジオも突然入れることになったというのです。詳細は次の機会にお話ししますが、僕もビックリしました。

そして、彼はメンバーになりました。除夜法要と元旦法要にお参りしたそうですが、その日、その時にも、大きな現証をいただいたとのことです。

さらに、先日のロータスカフェでもご奉公してくれていたのですが、ご奉公が終わると連絡が入り、取り扱っている商品・ポータブルバッテリーの発注が300個も来たというのです。ありがたく、驚き、感激して、この売り上げの2割を御有志させていただきたい!と申し出ておられました。

しかも、彼は「こうして仕事で次々と不思議なことが起こることもありがたいけれど、そうではなく、一番の現証の御利益は自分の心が変わったということなのです。以前と私は自分の人生に起こる全ての出来事の受け止め方が変わったのです。これが一番の御利益です。」と言っています。

完全に「一念信解」「初随喜」「歓喜踊躍」の状態で、ありがたいことこの上ない。彼の今の信心がお手本。「アチンタ御導師」と名付けました(笑)。

ただ、「初回限定御利益なので気をつけなさい」とも言いました。最初の頃の劇的な現証を忘れてはなりません。その次に試される期間、罪障消滅トライアル期間、定業能転チャレンジ期間などが来ます。古法華にならないことがクリアする条件となります。

いずれにしても、今は「アチンタ御導師」(笑)である彼のスタジオに行き、撮影してもらいました。お葬式で使えるような写真をスリランカで撮るとは思ってもいませんでした。どんなものになるか分かりませんが、アチンタとディヌーシャに任せておけば間違いないと思います。

夕方から映画の撮影現場に入りました。演者さんとの顔合わせ、そしてリハーサルです。迫力の伝統舞踊を観せていただき、イメージが湧きました。なぜ、仏陀がこの舞踊を比喩に用いたのか、理解できました。

大白蓮寺に戻り、21時からみんなで食事をして、気がついたら23時でした。

ありがとうございます。

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