なかなか言葉は出ませんが
能登半島で被災された方々のご様子、大地震や津波で破壊された家々、立ち尽くす、泣き崩れるご家族、懸命に捜索を続ける方々、救援活動に奔走する方々。
目にするたび、耳にするたびに、胸が締め付けられます。
被災地の状況からすれば今は後方支援、募金活動が妥当とのこと。とにかく、駆けつけられず忸怩たる思いですが、被災された方々のために、精一杯させていただきましょう。
そして、心の痛む出来事や情報が飛び込んできている今こそ、行動、アクションが大切です。
悲観は感情、楽観は意志。やるか、やらないか。
目を逸らしてもやられる、立ち止まっていたら流される、中途半端では持っていかれる。
「昨日は人の上、今日は身の上」、日蓮聖人のお言葉です。他人事は一つもありません。
その上で、まだまだ出来ることがあります。こんな大変な年だからこそ、家の中に閉じこもらない。やっぱり動く、いつも以上に行動する。
なんのために行動するか。自分の仕事や勉強、家庭のことはもちろんですが、見えない世界のために動く、そうした面を整える、これが大切だと思うのです。
昨日、先祖代々のお墓を妙深寺に改葬、あらためて整えた方がおられました。このような時、大変な年だからこそ、見えない部分に焦点をあてて、しっかりやる、とっても大切なことだと感じました。
新しい年にあたり、中核となる店舗に棟上御本尊さまをお迎えした方もおられました。何が起きてもおかしくない時、この時代だからこそ、何よりも大切なことだと感じます。
いざという時、まさかという時、大きな違いが出ることを、しっかりさせてもらいましょう。
たった一つの命、たった一度の人生。何もかも、かけがえない。失うことはできないし、壊すことは出来ない。
備えよ、常に。
準備しておこう、常に。
大切なことをしましょう。大切なことに行動を起こしましょう。
妙深寺は寒参詣。朝参詣が続いています。被災地への祈りを続けています。目には見えない支援、続けています。
みなさん、新年早々、スイッチを入れ直して、大切なことを大切に、やりましょう。祈りましょう。よろしくお願いいたします。
南無妙法蓮華経
ありがとうございます。