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イピランガ独立公園と博物館

金曜日、16日の夕方となりました。もう少しでリンス市に入ります。

今朝はイピランガ博物館を訪問させていただきました。なんと新しい日教寺から歩いてほんの5分、数百メートルの距離に静謐な独立公園に入ることができます。私たちもお寺から歩いて行きました。

独立公園内にはブラジルの中で最も由緒ある歴史博物館、サンパウロ市イピランガの丘に建つサンパウロ州立イピランガ博物館(別名「サンパウロ大学パウリスタ博物館」)があります。この丘で初代皇帝ドン・ペドロ一世はこのイピランガの丘で「独立か、死か」という雄叫びを上げたと言います。

1822年、ドン・ペドロ一世が独立宣言を行ったことを記念して造られたイピランガの独立公園は、ブラジル全体にとって最も重要な歴史的地区で、独立公園の中にはペドロ一世の勇姿を象った独立記念碑やフランス様式の庭園、独立広場、そしてイピランガ博物館があります。1989年8月、ブラジルの文化的遺産に指定されました。

そのような素晴らしい場所の極めて近くに新・日教寺が建立されます。6年前から地所を探し続けましたが、まさにブラジル教講の願いを聞き届け最高最適な場所が与えられたのだと思います。

学芸員の方が丁寧なご案内くださいました。初めて聞くことばかりで、ブラジルの歴史を知ったつもりでいましたが恥ずかしくなりました。サンパウロ市がどれだけブラジルにとって重要な場所であるか、学ばせていただきました。

この公園やこのミュージアムが新しい日教寺をさらに素晴らしい場所にしてくれると確信します。来年の開堂式やご講有巡教、京都佛立ミュージアムについてもご案内させていただきました。

来年、日本から来てくださる参詣団のツアープログラムにもイピランガ博物館への訪問を予定しています。よろしくお願いいたします。

ありがとうございます。

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