求人原稿に✨キラキラ✨ワードが蔓延るワケ

書くこと…書けることが…ないんです…!

でも、書かなきゃお客さん(企業)とか営業が納得しないこともあるので、書かなきゃいけないことがほとんどなんです…!

己の表現力を試したいなら求人原稿作成がおすすめ(白目

「アットホームな職場です!」「やりがいもって取り組めます!」「自由度高く働けます!」などなど、求人原稿界隈にはキラッキラでふわっふわなワードが溢れかえってます。

なぜか!?企業側が求職者に打ち出せるような強み(給与が高いとか休みが多いとか)がないから?それもあるのですが…。

会社にもよると思いますが、弊社は1週間とか一定期間で求人広告を載せていくので、毎回全く同じ内容だと、営業さんが「来週もウチで掲載どうっすか?」と提案しずらいんですよね。何か変化をいれた方がお客さんに「ここを変えたんで、今週はこれで掲載してみませんか?」と提案できます。

するとどんなことが起こるかというと、「(条件や待遇は全く同じだけど)求人原稿をいい感じに改稿してほしい」というタスクが発生します。

はじめこそなんとかなるものですが、回数を重ねていくうちにそうはいかなくなってきます。なんとか言い回しを変えないと、改稿が物理的に不可能なレベルになっていく…。

結果、弊社の場合はただの「昇給・賞与支給」を「給料上がるからやりがいもあります!」みたいに、フツーに考えればわかることをわざわざ文章にて、「変化をつける」ようになっていきます。こうしてSNSでひんしゅくを買うような原稿が爆誕していくのです。

indeedとかで検索すると、やたら文章が長くて、煩わしいネット広告の文面が踊り散らかしているような原稿があるのは、こうした背景があるからかもしれません。めっちゃ文章のボリュームあるけど、要約したら箇条書き5行くらいで収まりそうなやつとか…。

まあ、特に訴求する内容で不自由しなければ、キラキラワードで飾る必要はありません。訴求した内容が求職者に刺さって応募が来る、そして採用となれば、求人原稿の役目は無事終わります。

仮に訴求できる内容がなくても、自社で求人出してる会社は(原稿に割く時間がとれないからか?)シンプルになりがちな気もしますが。

求人原稿のキラキラ具合は、お客さんへの忖度具合と比例する

キラキラワードで飾る原稿は、営業の提案のためや、お客さん(企業)に気に入ってもらうためっていう理由があるので、求職者の人にはホント…まどろっこしくてすいませんって感じです…(すみません…)

ただ無理やりこの状況をポジティブに消化しようと考えたら、自分の文章表現力を高めたい人にはおすすめかもしれません。それで求職者の心を動かせれば一石二鳥!ただ私は早い段階で心が折れました!!ぐわーっ!

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