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夢のほとり 《詩》

「夢のほとり」

ひとつ またひとつ色を重ねて

見えるだろう

最後にはきっと救われる

世界はいつか
弱者に救いの光を与えてくれる

僕等にも虹が見れると信じて

激しく降りつける雨も我慢して来た

一日はとても長く
嘆きの雨は降り止まぬ

そして きっと 人生は短い

誰のもとにも陽が照らされるのなら

彼女は何故に…    

僕等は 

さよならを告げる為に
出逢ったんじゃない

見上げて落ちた 星ひとつ

生まれ変わったら きっと
そんな 貴女の言葉を想い出す

愛しい声 想いだけ 

誓った恋の空の上

夢のほとりで君を待つ

閉じた瞳に重ねた約束

夢のまた夢 
心に描いた虹は貴女のもとへ


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