未成熟な夜 《詩》
「未成熟な夜」
未成熟な夜
風に運ばれた枯葉
新しいルールの
新しいゲームは既に始まっていた
僕はそれを
ただぼんやりと眺めていた
街には混線したラジオの音が流れ
僕は自分宛てに書いた
昔の手紙を破り捨てた
もう全ては終わっていて
何ひとつ
終わって無い事を知っていた
聞きたくなかった言葉
それを先に口にしたのは
彼女の方だった
「未成熟な夜」
未成熟な夜
風に運ばれた枯葉
新しいルールの
新しいゲームは既に始まっていた
僕はそれを
ただぼんやりと眺めていた
街には混線したラジオの音が流れ
僕は自分宛てに書いた
昔の手紙を破り捨てた
もう全ては終わっていて
何ひとつ
終わって無い事を知っていた
聞きたくなかった言葉
それを先に口にしたのは
彼女の方だった