花唇 《詩》
「花唇」
咲き誇り揺れ舞い誘う花唇
想いの数だけ言葉を重ね
そっと此の手で触れた柔らかな花
ただ ひとつの願い事
祈りは瞬く星明かり
立ち止まり 振り返り
また歩き出す
栞を挟んだ
此のページに書かれている
終わりの無い物語
悲しみの雲と刹那の雨
希望の虹と柔らかな陽の光
夜空には同じ想いを抱いた
小さな星が並んでいる
僕は其の星の輝きに耳を澄ませる
貴方と同じ夢を見ていたい
そう言ってくれた君を
誰よりも大切に思う
夢を見ていたい いつまでも一緒に
物語の答えは僕等の心の中に
想いの数だけ言葉を重ねて