コンビナート タウン 《詩》
「コンビナート タウン」
あん時
ぶっ潰しに行ったよな群青の空
通りの先はドンツキの壁
わかってた事は
ただ 吐く息が白かった
流れ星が落ちた場所
国道走り追いかけた
王様だとか神様は知らないけど
お前には触れる事が出来る
帰らない夜にサヨナラのキスを
そう言って口付けた
お前の手のひら
群青の夜に溶けて行った白
何も無いけど感じてる
二人きりの世界
コンビナート タウン
星屑みたいな輝き
マイルス デイヴィス の
カインド オブ ブルー
吐息で曇る車のガラス窓
指先で書いた 愛の言葉
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