![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/120062929/rectangle_large_type_2_62b077a655a2e7adc2a5e2dab9c14898.png?width=1200)
夜の星座 《詩》
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/120062998/picture_pc_f8b16c6ed73ab61802d292a0fc79bd94.png?width=1200)
「夜の星座」
僕は君に手紙を書いています
午前0時のひとりの部屋で
窓の外には
小さな星がいくつか見えます
いつもはもっと
沢山の星が綺麗に見えるのに
君に想いを伝えたくてペンをとり
君の事を考えています
色々な星座の話をしてくれました
私の性格は星座のせいだとか
そう言って笑ったね
人は寂しいと夜空の星を見るの
いつまでも
嫌でも詳しくなってしまうんだ
そんな言葉を思い出しました
僕はペンを置き
夜空を見ています
そして手紙を
机の引き出しにしまいます
紙に書いた想いは君にではなく
僕自身に
宛てた言葉だと気付いたからです
僕は星座を見ています
いつまでも
いつまでも
君を想い
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/120063154/picture_pc_29f218e60ee05301ccd03302d2f99f72.png?width=1200)