見出し画像

ケツを使うためのストレッチ3選+α

ご無沙汰しております!
ボクシングトレーナー兼パーソナルトレーナーの中根です!

間が空きすぎて大変申し訳ございません、、、
書く書く詐欺を繰り返していましたが、今月から来年3月まではスケジュールに少し余裕ができるので、また執筆をしていこうと思います。

さてさて、今回はボクシング界隈でちょくちょく耳にする「ハムケツ」に関しての記事です。

業界内では元OPBF王者の長濱トレーナーがこの言葉を広めてくださったと思います。
私自身も「ケツ」つまり「臀部・股関節」はとても重要だと感じており、
ボクシングのみならず全ての競技において重要な役割を担う部位だと考えております!

しかし、何故「ハムケツ」「股関節」がそこまで重要なのか?
膝関節とは何が違うのか?
簡単に説明させていただきます。
(今回の記事はわかりやすさを優先しているので、解剖学的な用語は必要最低限にしています)

【股関節と膝関節の違い】
まず膝関節は「屈曲・伸展」という動きのみのため1方向にしか動きません。
そのため関節の自由度・可動性は低く、安定性(スタビリティ)が求められる関節となります。
(厳密には下腿の内旋・外旋もありますが今回は割愛させていただきます。)

違う言い方をすれば、「スポーツ動作において膝が動きすぎるのは好ましくない」という事です。

膝関節の運動方向

一方、股関節は「屈曲・伸展」だけでなく、「内旋・外旋」「内転・外転」も伴うため
関節の自由度・可動性は高いです。
関節の自由度が高いため、どのような動きにも適応し汎用性が高い関節と言えるでしょう。

股関節の運動方向


【股関節が使えるメリット】
・膝の怪我が減る。
・パンチの打ち終わりで身体が流れない。
・ボディワークやフットワークでバランスが崩れない。
・下半身が疲れづらくなる。
・地面を蹴る力が強くなるので、パンチ力+フットワークも力強くなる。


正直、股関節が使えるようになってデメリットは一つもありません。

しかし、股関節周辺、ケツの柔軟性がなければ上記のようなメリットを享受する事はできません。
日本ランカークラスの選手でもケツのストレッチの仕方がわからない、という人もいますし、身体をチェックしてみると
やはりお尻の柔軟性は低い状態でした。

身体のストレッチ・ケアは自分でできるにこした事はありません。
今回の記事でケツのストレッチをマスターしてもらえれば幸いです。

ここから先は

1,618字 / 11画像

¥ 700

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?