インストラクショナルデザイン(ID)という考え方
教育業界で働いている以上、研修(集合・オンライン問わず)というものを企画・設計することが多々ある。
その際に、「受講生をびっくりさせるような演出にする!」、「ゲーム中心で構成させて飽きないようにしよう!」などといったことも大切だけど、『そもそも教育として意味があるのか?効果があるのか?』ということを考えないといけない。
その際に大切なのは、「インストラクショナルデザイン(以下、ID)」という考え方である。
IDとは、いかに受講生が「主体的」「能動的」になり、教育・研修自体が「魅力的」になるかという観点で、教育プログラムの設計の仕方を示したものである。
自分が好きなようにプログラムをつくる」、「面白おかしくなるような研修にする。
この考え方は、この業界働く以上、当然持っていなければならない知識であるのにも関わらず、意外としっかりと習得できているの人はすくない。私の肌感覚だと1割程度である。
ごまかしではなく、本質的な人材育成・組織開発の『プロ』を目指すのであれば、最低限の知識は備えることが求められる。
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