キャリア自律は終わりを迎える ~「自律」から「共創」へ企業はシフトせよ~
かつて、昭和からバブル崩壊後まで、日本企業は終身雇用が前提として社員のキャリア形成が図られていた。
いわゆる「会社主導型」で社員のキャリア形成が行われてきた。
しかし、それはポスト(役職)を餌に、社員のモチベーションを引き上げていたため、結局は「課長代理」「部長補佐」「係長心得」などといった、一見良く分からない役職が増えていき、最終的には日本企業の競争力が失われた。
そこで出てきた考え方が「キャリア自律」「自律的キャリア」である。
「社員は会社に頼らず、自らのキャリアは自